こんにちは、
さのますみです。

(このメールは佐野珠美の個人セッションのクライアントさまでEメールニュースレター配信にご了解いただきました方へお送りしています。)


ワークショップを、そろそろ再開したいと思っています。

個人セッションで、ゲシュタルトの「探求する」というアプローチに、初めて触れてくださった方に、聴いてみたいことがあります。

「直す」 という態度で自分に相対するのでなしに、「探求する」というアプローチを体験されていかがだったでしょうか? ということです。

フリッツ・パールズが作ったゲシュタルトの気づきのアプローチ 自体、十分な歴史と実績を持っています。そして、どんなものもそうですが、人の評価ではなくご自身の体験と感覚で、何か可能性に触れた感覚はあるでしょうか?

巷にあまりないアプローチなので、「半信半疑」という方もおられるのかなと、私は想像しています。

多くの人にとって、「初めての体験」という感想があるのを知っています。

そこはかとなくも、どこか確信を伴って、「ああ、これは、私にとって良い」という体験でも、新しい選択肢の発見でも、可能性の発見であっても、
それが、初めての体験だと、残念なことに、テフロン加工のフランパンのように滑ってしまって定着しにくいように思います。或いは、空の雲のようで、或いは、朝見る夢のようで、「錯覚だよ」と言う思考の声の方を優先することがあるように思っています。それも、一つの人間の機能ではありますが。

ワークの場で起こっていたのは、
最大の興味と好奇心を、他でもない自分自身に向けて、更にたっぷりの時間を使って、
更に、自分以外の人の気づきの目も伴って、
「そこに何がある?」「何が起こっているの?」「そこにどんな歴史や文化があるの?」「そこで本当に言いたいことは何?」と
もしかしたら最初は「直そう」としていた対象へ 近づいて、
もしかしたら無視しようとしていたかもしれない対象と 出会って、
もっともっと「聴かせて」と、教えを乞うやり方 とも言えます。

(巷には「直そう」「無視しよう」のアプローチが多いので、そう書いています。あなたは違う言葉があるかもしれませんが。)
「直そう」「無視しよう」(或いは「コントロール」という名の押さえ込み)を何十年か続けてどうなのか?
そして、「出会ってみる」「聴いてみる」「対話してみる」とどうなのか?

ゲシュタルトのワークの場は、別の取り得る選択肢に気づいたり
選択肢を増やしたり、検証したり する場 とも言えます。
決して、今までのやり方を全とっかえせねば! と、言っているのではないです。
むしろ、今までの歴史に敬意を払います。 

選択肢は、複数あると自由度が高まります。
成熟度と関係があります。


「同時に、複雑に、私たちには、無数のことが起こっている」
なんて言います。そして、いっときに気づけるのは、そのほんの一部です。

普段の私たちの生体の営み自体がそうです。
そして、気づける、知っている、親しみがある、感覚というのは、そのほんのほんの一部です。見逃している感覚が無数にあります。(私たちが見逃していようといまいと、身体はホメオスタシスを保って、言い換えれば、「生きる」から一ミリもブレたことなくやってくれています。)

個人セッションの時も、たくさんのことが同時に起こっていたと思います。普段よりたくさんの、あなたの中にまだ過去の事例のないことも起こっていたかもしれません。

そんな時には、「消化」に時間と場所を差し出すことができます。
「消化」の助けになったら、という願いもあって
ワークショップの提案をさせていただきたいなと思っています。

気づきのサイクルは、消化システムと似ているところがあるんです。笑

少し長くなってしまいました。
なので、続きは明日送信いたします。


今、考えているワークショップの予定だけ
ここに置いておきます。(タイトルは変わることがあります)


One Day ワークショップ

5月26日(日) 10:00~18:00  
欲求不満から探求するあなたの可能性(仮)
自分で自分をどのように欲求不満にさせていますか?
定員3名程度 参加費8000円
詳細は、お申し込みの方へお伝えします。
参加資格:さのますみのセッションのクライアントさま・
体験を深める為ベーシックプラクティスを経ることを推奨します(スカイプでも可)

Half Day ワークショップ
5月12日(日)13:00~18:00
ベーシックプラクティス
自分の席に座る〜呼吸に気づく
いま、何に気づきますか?
自分自身とのコンタクトのドアとして
または、自分の戻る場所を知る
*強風に折れない柳の木のように、
戻る場所を知っていると、いくらでもブレられます。
生きていれば、ブレるのは当たり前と考えます。
瞑想や座禅にご興味がある方にも
参加費4000円

スカイプで提供している『ベーシックプラクティス』のご案内は
ここをクリックしてください。PDFが開きます。

*お問い合わせ、ご相談、ご確認、
どうぞ遠慮なくお聴かせください。

このメールに返信可能です。

〜〜〜

トップの写真は、2月のゲシュタルト合宿の時のワタクシ。
インスタグラムで、見てくださった方もおられるかと。
昨年秋から、髪を染めるのをやめました。
15年以上かそこら、美容院で定期的に染めてきました。私は白髪が早かったんです。
いま、まだ、すこし恥ずかしさ が あります。
それは、「人の目」という目で自分を考える時。
自分自身の目で見て、また自分自身の感覚を使って感じれば、
自分の内側と外側が一致している感覚があるのを実感します。
「これは確かに わたしだ」
その一つの表れは、服を選ぶ時に迷いがなくなったことです。
着たいものを着て、(思いの外)それが似合う。(スミマセン!言わせてください。)これは、実は、何年かぶりの感覚。
自分の中で喜びを感じています。(遠慮がちに言います。)

白髪にするには、まだまだ中身が成熟していない。アンバランスさを露呈してしまうのではないか?そんな恐れと言葉が自分の中にありました。が、やってみると、どうやら、少しは、成長していた自分 を感じています。
(パールズは、成長とは、自分の成長(変化)を認めること。とも言っています。)

ここ数年に渡り、私が心から信頼するゲシュタルトのせんせーの場で、仲間と共に自分自身の探求を続けてきました。それは同時に、「コミュニティ」というものと自分との関係を探求する、また、再構築することにもなりました。それは、自分自身のプレゼンスの変化と関係があると思っています。





〜ブログより〜〜

日常を
一旦停止して
ただ
自分自身とともに居る
やさしくやさしく 
 
厳しくする必要など
まったく ない 
 
急ぐ必要も ない
 
比べる対象も ないです
 
何かを達成しようとする必要もありません
 
こんなふうに、
自分自身と
「出会う」という方法があります。
 
「対話」する という方法があります。


もし、今まで
自分自身と戦っていたとしたら、
 
確かに、戦う というのも
出会い方の一つのあり方 ではあります
 
それにも一理ある
 
そして、
もしかしたら、そろそろ別の やり方の存在に
あなたは、気づいているのかもしれないです。
 
それが、あなたのニーズを満たすことに貢献すると
どこか知っているあなたもまた居ることに
気づいているかもしれません
 
ゲシュタルトの場は
実験の場です
 
試してみることができます
 
よろこんで 共に居ます
とても興味深く 共に居させていただきます
 
 
時に、自分自身に圧倒されるかもしれません。
どこから手をつけていいのか。
そもそも出会える相手なのか。(自分なんだけど)

今、すでに、どこかに触れています。
すでに、始まっているところからなら、たやすいです。

そして、
それは、あなたが今を生きていく時助けになります。

なんでかといえば、
自分を一番よく知っている人をチームメンバーに迎えていくプロセスだからです。
 
自分自身といいチームになる
 
 
自分自身と出会っていくことがそれに貢献します
 
自分のこと、
 
よーく知っているようで、
 
実はまだまだ見逃しています
見くびっているし
誤解している可能性があります。
 
どこへも行かず、
いまここで、
ゆっくりと時間を使って
やさしくやさしく 出会うことが出来ます。
 
自分自身の中に発見があるはずです。
 
 
起こってくること には 意味があります。
どんな存在にも セッションの場では 居場所があります。
 
どんな存在にも 表現する機会があって
それを聴いてもらえます
 
ちょっと待って タイム! も言えます
 
この機会に全部をやろうとする必要もなく
その日に出来る楽なところまでにして、また次もあるって
わかった状態で、ゆっくり出会うことが出来ます。
 
何も、やり損ねてはいない

ゲシュタルトのセッションは、
こんなアプローチです。

一口にゲシュタルトと言っても、いろんなゲシュタルトが世の中に存在しています。

少なくとも、珠美の作る(作ろうとしている)ゲシュタルトの場は、このようです。


どの人の中にも、必ず健全さがあります。
それは、信頼できるものです。
だから、私は、安心してファシリテートしています。

 
 
自分自身の敏感さを叩きのめすことなく、
それを、自分に備わる正確なセンサーとして信頼していけるよう
 
自分自身の恐れを、賢明さとしてチームとなっていけるよう

「そのままの私」に触れる瞬間をたくさん持てますよう
それは大きな力となります

あなたのその真面目さを、真摯さを、
自分自身の誇りに思えるよう

あなたのそのやさしさを、誰かに向けるように
ご自分自身へも向けることを思い出すよう
 
願いながら
ともにいます。
 
何より いま 生きているあなたが
すでにそのあらわれであるわけだから。
 
あなたの歴史 あなたの文化 
あなたの経験 あなたの知恵
 
その かたまり が あなた
 
お会いできたら 光栄です。

〜〜〜




ゲシュタルトの場で、
お会いできますことを、願っています。

いつも、ありがとうございます。


佐野珠美





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