みなさまこんにちは!JUPITA事業部の金本綾乃です!
今月は素敵な施工事例のご紹介をさせていただきたいと思います!
制作したのは正方形の折り上げ天井の間接照明用で、形状はベーシック、だけど照明効果バツグンの薄型JP-J9.5(12.5)不燃です。
導入いただいた医療施設のお部屋はベッドを仰向けになって利用されるため、天井の照明が眩しくないようにとの配慮で間接照明を取り入れられています。
オーナー様は以前に建設した同様の施設でも、患者様に安らいだ空間で治療を受けて欲しいとの思いを込めてベッド廻りにすべて間接照明を取り入れたとのこと。
ですが、従来の軽鉄工事で間接照明を組んだ結果、照明台座に厚みが出てしまい、適正な器具配置ができずに眩しさで理想通りのやわらかい光にならなかったそうです。
今回の新築では間接照明に大変気を使われ、ゼネコンを通して絶対に失敗したくないとお聞きしていました。
JUPITAのJP-J9.5不燃は、鉄板で9.5mmの石膏ボードを使用すると厚みを20.5mmの薄さで製作ができます。
見付け先端(アゴ先)から下がりまでのおくゆきが200mm、高低差200mm、見付けH100mmの今回の形状ですと、照明器具が入る有効内寸はD179.5mm×H79.5mmとなります。
現場にモックアップを作っての念をいれた対策で、器具のおさまる余裕の有効が確認できて大満足のご採用でした。
今回は薄型のご要望でしたが、導入したい照明器具のサイズにあわせて厚みをもたせることも可能ですし、テープライトのサイズにあわせてボードを彫り込んだアゴすら設けない超薄型形状も製作が可能です。
照明器具自体の性能向上や小型化が進む中で、照明の周辺造作の革新は意外と進んでいなかったと感じました。
商品のご説明に行くと「今まで諦めていた形状もJUPITAなら可能になる」と言うありがたいお声をいただくことが多いです。
様々な空間の間接照明の新たな形に寄り添っていけるように、また、造作で困ったときJUPITAが皆様の頭をよぎるように今後とも精進して参りますので、よろしくお願いいたします!