こんにちは!JUPITA事業部の金本です。
昨年11月にプレスリリースでもお知らせしたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、L型間接照明のJP-J-L9.5(12.5)不燃が商品ラインナップに加わりました!
すでにJUPITAサイトには商品ページもございます。
こちらはJP-J9.5(12.5)不燃をベースとした商品で、芯材に鉄板を使用します。見付けの立ち上がりをなくすことで、JP-J9.5(12.5)不燃より更にシャープな間接照明造作を実現しました。
実はこれまでも同形状の受注はあったのですが、ご発注いただく機会が多いことに加え、
昨年DNライティングさんの薄型LED照明 MU-LEDの発表を受けまして、
「こんな薄型のLEDがあるのならそれに対応した薄型のJUPITAをご提案したい!」
と、ラインナップに正式に追加されました。
彫り込みを入れてLED照明をJUPITAに埋め込むことにより、
これまでより更に薄く間接照明を導入することが可能です。ボード表面と照明をツラで
おさめることができるため、横から見ても照明器具が見えない美しい仕上がりを
実現できます。天井よりも収まりが目につきやすい壁面での使用もおすすめです。
同じ彫り込みを入れる方法を使い、「天井が低いところにどうしても間接照明を入れたい」と
なんと80mmの高低差(見付け20.5mmを含む)で製作したことも過去にありました。
以前ご紹介したL様邸もJP-J-L9.5(12.5)不燃の案件で、
電源内蔵のコンパクト型照明器具がギリギリ隠れるように製作した見付けは38mmでした。
持ち出しも120mmと、とても小さく薄い形状。完成品を見せていただいた際、
「見付けが薄かったらアゴ先が尖ってなくても全然圧迫感がないシャープな仕上がりになるなあ」と、しみじみ思った記憶があります。
何を検討する上でも言えることだとですが、「導入する場所」や「どういった機能が必要か」で、おすすめの形は変わってきます。
例えばJUPITAラインナップには、見付けを斜めにすることで間接照明造作の圧迫感を減らせる
XJ-Arrowと言う商品がありますが、こちらの形状は下記のような性質があり、
・先端の三角部分が構造上どうしても大きくなる&持ち出しの強度を出しやすい
→どちらかというと大きな空間に向き
・90°以外の加工は金額があがるので価格も高め
対してJP-J-L9.5(12.5)不燃は
・JUPITAが得意な超薄型を再現できる&薄すぎて持ち出しの強度が出しにくい
→持ち出しの強度を求められる意匠には向かない
・加工が少なくコストを抑えられる
と言うような性質があります。
「シャープに見せたい」というご要望に対してJUPITAが出せる答えの一つであるJP-J-L9.5(12.5)不燃を知っていただき、皆様が間接照明を考える上での選択肢に入れていただけると嬉しいです!
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