先日、名古屋で行われた「フェアトレードタウンなごやのすすめ」というセミナーに行ってきました。日本ではいま、「フェアトレードタウン」に認定された都市が熊本、名古屋、逗子、浜松の４つ。認定に向けて準備している都市も札幌、いなべなどいくつかあります。
フェアトレードタウンに認定されるには６つの基準があります。たとえばフェアトレードのお店が人口1万人あたり1店舗以上なければなりません。名古屋の場合は人口230万人なので230店のショップを集めないといけなかったので、大変だったそうです。
フェアトレードタウンの認定を受けることは、街をあげてフェアトレードを推進していくという意思表明であり、市民がフェアトレードの意識をもつことになります。そのことが、地産地消や、弱者にやさしい街づくりにつながり、また、意識の高い街としてのブランディングにもなる、というお話でした。
フェアトレードと言えば、貧しい国の支援をするお買い物という概念でしたが、お金とモノが動くだけではない、新しい意識が広がっていることを知り、とても勉強になりました。
みなさんも「フェアトレードタウン」とはどういうものか、ぜひ調べてみてくださいね。
それでは、次回のメルマガでお会いしましょう。

 （たま）