資質の読み込みに戻ります。
今回は、この方。
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「親密性」は、
人間関係構築力の資質です。
影響力の資質の「社交性」と
対比させて説明することが
多いです。
「社交性」は
多くの人との“出会い”を
求めます。
「社交性」単体では、
必ずしも“つながる”ことを
目的としません。
一方「親密性」は
一人ひとりとの“深いつながり”を
求める資質です。
必然的に、
その交友範囲は狭くなることが
多いです。
そして、お互いが
“深くつながる”ために大事なのは
“信用”、“信頼”です。
その意味で「親密性」の人は、
目の前の相手が
信用、信頼するに足る人なのかを
無意識に見極めようとします。
そして、
「この人なら大丈夫」
と思った人とは
少しずつお互いを知り合い
距離を近づけていきます。
この方の場合そこに
「責任感」が加わってきます。
「責任感」は、
高い道徳観、倫理観を持つ
資質でもあるので
より“信用”、“信頼”に
重きを置く感じになるでしょう。
そしてそこに
優秀な人が好きな「最上志向」と
働き者の「達成欲」が加わるので
この方の周りには
必然的にそういう方が
集まり易くなりますね。
それでも
それに合致する人は
そうそう多くないわけで
この方が本当に心を許しているのは
そんなに多くはないでしょうね。
そして、その意味で
“信用”、“信頼”の壁が
くっきり、はっきり、そして高く
設置されていて
比較的クローズドな交友関係に
なりそうです。
ツーカーで意思疎通できる
ハイパフォーマンスを
発揮する少人数チーム
のイメージです。
(“ツーカー”って
もう使わないかな(笑)。)
まさに
信頼の絆で結ばれている
という表現が
ぴったりですね。
一方、
こういう濃くて
クローズドな関係性の場合、
何かの要因で
お互いの意思疎通に齟齬が生じ
ひとたび関係性が崩れると
深い信頼関係で
つながっているだけに
修復がかなり難しくなりそうです。
人はそれぞれに
異なる価値観を持ち
自分の思い通りには動かない。
だから、悪意なく
自分の価値に沿わないことを
することもある。
そして、
人は時折過ちを犯すし
失敗もする。
こういう事実を踏まえて
自分の基準を緩めていくと
もっと楽に
自分の強みを活かせるように
なると思います。
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