今回は、この方です。
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全体としてみると
人の強みを伸ばす方向で
人を育てる天才と言えそうです。
まず、
「成長促進」で
誰しも磨けば光る
何かがある存在として見る
視点が自然と備わっています。
そこに加わるのが
「ポジティブ」x「最上志向」です。
この二つが合わさることで
物事の良い面を見るというのが
際立つ感じになります。
従い、この方の場合、
人に対しても
その人の弱みではなく
強みや得意なところが
自然と目につくはずです。
だから自然と
人の良さを認め
それを褒め言葉にして
伝える感じになると思います。
「成長促進」は、
人それぞれの小さな成長を
見逃さず
気づける資質でもあるので
人それぞれの成長した部分を
言葉にすることも
あるでしょう。
「へぇ~、
そんなこともできるように
なったんだ。
まさに、強み全開だね!」
みたいに。
こうやって励まされたら
もっと頑張ろうと思えますよね?
そしてこの方の場合は、
ここに「個別化」が加わります。
「個別化」は、
一人ひとりの違いや個性を
そのまま受け入れる資質です。
だから自然と
目の前の人が他の人と
どう違うのかに興味が向き、
人をその視点で観察しています。
そうやって得た情報を活かし
人それぞれに
相応しい関わり方をします。
そういう部分が加わることで、
よりその人なりの強みを活かし
成長していくことを応援する。
こんな感じになります。
そしてこの方の持つ
もうひとつの才能は
「アレンジ」による
“組み合わせる”才能です。
この方の場合は、
他の資質から考えて
その対象は人がメインです。
すなわち、
適材適所の達人という
イメージです。
それぞれが持つ、
その人だけの
強みや得意を活かせる
役割を分担させる。
そして、同時に
与えられた役割の中で
一人ひとりが
さらに成長する機会を
与える。
という感じになるので、
この方がもし
そういうポジションにいて
かつ自分の才能を活かせていたら
「この人の下では人が良く育つ」
との評価を間違いなく
受けているでしょう。
ある意味この方の場合は、
ネイティブに、無意識レベルで
“人を育ててしまう”のです。
一方、
こういう資質を持っていないと
人は育てられないかと言えば
決してそんなことでは
ないですよね。
上で書いた方は、
“そういうやり方“で
人を育てると
いうだけであり
他の資質を持っている人は
その人なりの
人の育て方があるし
あっていいのです。
ストレングスファインダーは
その資質から
何が向いているとか
何ができるとかを
教えてくれるのではなく、
どんなことであっても
それを“どうやれば”、
すなわち
“どう自分の資質を活かせば”
うまくやれるかを
教えてくれるツール
です。
例えば、
「個別化」や「成長促進」が
なくとも
「収集心」x「学習欲」
を持っていれば、
効果的な人の育て方を学ぶ
ということで
それを活かせるでしょう。
実際、こういう方は
そういう立場になれば
自然とそういうことを
やるでしょうね。
大事なことは、
何かやりたいこと
やるべきことがあった時、
そこにどう自分の資質が
活かせるかを
考えることです。
そして逆に
絶対やってはいけないのが
自分にはこういう資質がないから
どうせできない
と思い込んでしまうことです。
今日は、
“人を育てる”という観点で
書いてきましたが
どんなことであっても
それをネイティブに、無意識に
得意とする人がいるのは
事実です。
でも、
自分の資質を活かす方向性を
考え意識することで
今まで自分には難しいと
思っていたことも
できるようになることが
たくさんあります。
それこそが
ストレングスファインダーを
自分の可能性を広げるために
使うあり方だと思います。
自分の可能性を広げる
自分だけの資質の活かし方を
ぜひ考えてみてください。
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