今回は、「責任感」の
効果的な活かし方です。
「責任感」は、
自分の役割、責任を
明確に認識すると
それをしっかりと
果たそうとする資質です。
「責任感」を
より活かすには
その高すぎるほどの
コミット力を
どの方向に向けるのかを
意識することが大事です。
例えば、
私がよく使っている
パターンは、
自分にとっては苦手だけど
どうしても必要なことを
「責任感」に任せると
いうことです。
具体例を紹介すると
以前企業でマネージャーを
していた頃、
「アレンジ」も上位でありつつ
「責任感」の方が
より強かったため
人に仕事を任せるというのが
とても苦手でした。
でも、あるとき
自分のマネージャーとしての
役割を考えた時
こう考えるようになりました。
マネージャーとして
人を育てるには
失敗も含めて
経験させることが必要。
すなわち、自分の役割は
ある程度の失敗を見越してでも
任せてやらせること。
こういうふうに
自分の役割を認識できて以降
何かとムズムズしながらも
人に任せるということが
できるようになりました。
「責任感」ゆえに
任せるのが苦手なところを
「責任感」を使って
対処する。
何か矛盾するようですが
こういう工夫ができるのも
ストレングスファインダー
ならではだと思います。
それから、
「責任感」の
コミット力が
最も発揮されるのは
自分の意思で選択した時です。
選択の余地がある中で
自分で選び、それをやると
宣言したならば
何があっても
やり遂げるくらいの
覚悟をもって取り組みます。
その意味では
ある程度の選択の余地が
与えられている方が
「責任感」は
活かしやすいと思います。
自分自身がそれを
自覚しておくと共に
リーダーとして
「責任感」上位の人と
接する場合は
そういうことを
意識しておくと良いと
思います。