今回は、「活発性」の
効果的な活かし方です。
「活発性」の人は、何事も
「やってみないとわからない」
と考えていて、自分が
「こうしたい」
「こうすべき」
と思ったことは
躊躇なく行動に移します。
そんな「活発性」上位の人は
「どこに向かっていけば
良いのか…」と
停滞感のあるチーム、組織の
中にあって
「とりあえず動こう!」と
動きを与え、
活性化してくれる存在と
なり得ます。
ひとまず動き出すことで
周りの景色も変わり
それで新たに見えてくるものも
出てくると思います。
そして、「活発性」の人は
どんなことであっても
最終的には自分で決めることを
大切にしています。
だから、
極力自分に選択の自由が
与えられている環境を
選びましょう。
「指令性」を
併せ持っている場合は
なおのことこの観点が
重要になります。
瞬間的に動いてしまう
「活発性」の人にとっては
(特に思考系が低い場合)
動く前に思考し
無駄に動くことのない
「戦略性」や「分析思考」を
持つ人に思考を借りると
より生産的に「活発性」を
活かせるようになると
思います。
中には
「活発性」x「戦略性」の
人もいますが
そういう人は
動きながら考え、
考えながら動ける人です。
また、
実行力の資質でもある
「慎重さ」の人と組むことで
無駄な手戻りを防ぎつつ
自分が“火をつけた”案件を
確実に形にしてくれると
思います。
「活発性」の人は
気がついたら身体が勝手に
動いてしまっている感じなので
「もっと慎重に…」
と言うのも、自分が思うのも
あまり意味がないと
思います。
反射的に
動いてしまうのは
仕方ないので、
その動いた瞬間に
自分で気づき
立ち止まれるかが勝負です。
一瞬立ち止まって
そのまま進むことが
本当に生産的なのかを
考え判断する。
その一瞬の間を持つことを
意識すると
「活発性」を
より生産的で効果的に
使うことができるようになると
思います。