今回は、「指令性」の
効果的な活かし方です。
「指令性」の方の
強みの一つは
率直さです。
率直というのは、
自分自身の物言いが
率直というだけではなく
自分が言われることに対しても
率直に受け止めると
いうことでもあります。
裏表なく
思ったことをそのまま
包み隠さず言えるのも
「指令性」の強みです。
その率直さを
より活かすためには
自分自身が
“率直に言って欲しい”
人でもあるということを
周囲の人に伝えておくことが
大切だと思います。
「指令性」は、
ストレングスファインダーの
診断を受けた人の中では
もっともTOP5に入る率が
低い資質です。
それだけに、
周囲の人からは
わかりづらい(理解されにくい)
ところがあるのが
事実だと思います。
具体的には、
感情的な対立を恐れず
ものが言える
「指令性」の人に対し
少なくない人が
その存在感を
怖く感じてしまっていると
いうことです。
だから、周囲の人は
「指令性」の人に対し
率直にものを言うことを
難しく感じてしまいます。
なので、
それがどんなに
耳の痛いことであれ
聞く耳を
持っているということを
繰り返し周囲の人に
伝えておくと良いと思います。
たとえネガティブな
フィードバックであっても
きちんと受け止め
自分が納得しさえすれば
素直に
改められる人であることを
伝えましょう。
そして、
普段力強い言葉を発する
「指令性」上位の人は
周囲の人から
“強い人”と
思われがちだと思います。
それでも、どんな人にも
弱い部分はあるものです。
その弱さを人に晒すことで
周囲の人も親近感を覚え
安心して
コミュニケーションを
取りやすくなるでしょう。
裏表なく
率直に表現する
「指令性」上位の人の
人を称賛する言葉は
他の人以上に
その人の心に響きます。
なぜならば、周囲の人は
「指令性」の人が
決しておべっかなど
使わないことを
知っているからです。
誰かが何かを恐れ
一歩踏み出すことに
躊躇している時
「指令性」の人の
「あなたなら大丈夫!」
という言葉は
力強くその人の背中を
押します。
もし
人間関係構築力が低い場合
自分自身が
対立を恐れないだけに
場合によっては
人の気持を
置いていきがちだったり
するかもしれません。
特に自分が
リーダーシップを発揮する
立場である場合は
「共感性」などの
人間関係構築力を持つ人に
サポートを
お願いすると良いでしょう。
メールなども
ついつい表現が蛋白で
端的、率直に
なりすぎてしまう
きらいがあるので
他の人に表現を
確認してもらう等すると
無用なすれ違いが
防げるかもしれません。