今回は、
「コミュニケーション」の
効果的な活かし方について
書きます。
「コミュニケーション」は
言葉で人を納得させるとの
影響力の資質です。
そこから、
自分では無意識であっても
「コミュニケーション」の人は
適切な言葉を使う、
適切に表現することに
こだわりがあったりします。
つまり、
相手が自分の言葉で
納得してくれたり、
自分の言葉が
相手に響くことを
大切にしています。
一つには、その強みを
相手が喜ぶことに
フォーカスして
使うということです。
具体的には、
相手の良いところを
言葉にして伝えることです。
相手を
知るところから始めて
その良さを
ポジティブな言葉で
心に響く表現で伝える。
それを意識すると
良いと思います。
「ポジティブ」や
「最上志向」を
併せ持っていると
ネイティブに
そんな感じだと思います。
「コミュニケーション」の人は
ストーリー仕立てで
語れる人でもあると
思います。
その人の良いところが
具体的な場面で
何がどんな風に
出ているのかの
“物語”を語ってあげるのも
より効果的かも
しれませんね。
それから、もし、
「社交性」や「自我」も
併せ持っていたら
多くの人の前で
プレゼンする機会を得ると
生き生きと
語れるのではないかと
思います。
「コミュニケーション」の人は
言葉に対する感度が
高いのも特徴です。
周囲の人が使う言葉に
意識を向けて
「あなたはよく
◯◯という言葉を使うよね」
というフィードバックに
言われた方は
「はっ!」と何かに
気づくことがあるかも
しれません。
人は無意識に言葉を
使っていますが
時にその言葉に
感情の機微が
隠れていたりします。
私が以前、
「コミュニケーション」
上位の方から
「◯◯に興味ある?」
と聞かれ、
「興味はあります」
と答えたところ
「興味“は”ある、興味“が”ある、
どっち?」
と速攻で返ってきました(^_^;)。
自分の
「興味はあるんだけど…、
もっと情報が欲しいなぁ…」
という心のつぶやきが
無意識にその言葉に
出ていたんですね。
それから、
これも再三書いていますが
「コミュニケーション」上位で
戦略的思考力下位ならば
思考を整理するのに
人に話しを聴いてもらうことが
もっとも効果的な方法です。
できれば、
ただ吐き出したい時、
思考を整理したい時など
場面に合わせて
話しを聴いてくれる人を
複数確保できていると
いいですよね。
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昨日のメルマガで
紹介した方から
再度ご意見を頂いたので
紹介しておきます。
今日のメルマガで
紹介されていた感想を
書いた者です。
1つ言い忘れていたのが、
指令性が周囲の人間に
強いと思われやすい
という部分に
疑問を持った事です。
これもまた、
他の資質次第
なのでしょうけれど、
少なくとも私は
そう思われた事は
無いですね。
感想の意図がわからない
ということですが、
これはあくまでも
一人の指令性持ちの人間が
自分のエピソードを
紹介したものだと
思って頂ければ幸いです。
ありがとうございます!
この方に対してと
いうことではなく
この方のエピソードを
お借りして
自分が大事だと
思っていることを書きます。
繰り返しになりますが
私の書いていることは
大方の人はそうだろうと
いうことです。
そういう意味で
今回の“強い”に対しても
そう思われ“やすい”と
書いています。
それで、
私が大事だと思うのは
こんな風に
「自分は違うなぁ」と
思った時に
自分の何がその違いを
生み出すのかを
考えてみるということです。
そこには
自分の大切にしている
価値観が隠れていて
そこを自覚することが
深い自己理解に
つながると思うからです。
例えば私の場合で言えば
「アレンジ」で
一般的に
言われることの一部が
自分にはない感覚があります。
それは、
自分で抱え込むことなく
それを得意とする人に任せる。
そして、
自分は全体を見ながら
采配する側に回ると
いうことです。
自分にはなぜ
その感覚が薄いのだろうと
考えてみて思い当たるのは
「最上志向」「自我」
「責任感」の存在です。
私にとって、
自分が、責任をもって
ハイクオリティな成果を出し
周りから認められる
これが大切なのです。
だから、
“人には任せない”
だし、
“人に任せられない”
でもあります。
一旦そこに気づけると
そういう自分でありつつ
それを押し通すのか
引っ込めるのかを
選択できるようになります。
自己理解が
深まれば深まるほど
選択肢が増え
自分で選択する感覚が
芽生えてきます。
そして、自己理解は
他者との相対評価で
深まるものです。
「同じ資質なのに
なぜ自分は
こんなに違うのか?」
そこにたくさんの
ヒントがあるはずです。