今回は、
「自我」の
効果的な活かし方について
書きます。
まずは、
「自我」には
2つのタイプがあると
言われているので
自分が
どちらのタイプよりかを
自覚しておくことが
大切です。
一つ目のタイプは、
純粋に自分が
スポットライトを浴び
光り輝くことが
喜びにつながる
タイプです。
端的に言えば
前に出て目立ちたい
タイプです。
こういう方の場合は、
自分がどんな舞台で
光輝けるのかに意識を向け
自分専用の舞台を
用意しましょう。
もし「最上志向」も
上位であれば
自分が
どの分野を極めることで
周囲から一目置かれる
存在になるのかの
ターゲットを定めると
スイッチが入り
モチベーションが
上がると思います。
ここに
「競争性」が加わると
ダントツで一番になって
認められる
となり、
そういう目標が出来たときの
エネルギーは強大な
ものとなると思います。
一方、
もう一つのタイプは
何かで自分の存在を
周囲から認められることに
強い欲求があります。
言葉で表現すると
難しいのですが
前者のタイプは、
自分が認められることを
どんどん
プラスのエネルギーに
変えていける
感じで、
後者のタイプは、
常に満たされない状態を
何とか満たそうと
している
感じです。
「自我」は、
大きなエネルギーを
持つ資質でもあります。
それだけに
生産的な方向に使うと
ものすごく大きなことを
成し遂げる
エネルギーになるし、
そうでなければ
大きく
マイナスを生じさせる
ある意味繊細な
資質でもあります。
特に後者タイプの場合は
自分の「自我」を
大切に扱うことを
意識しましょう。
大切に扱うという意味は
自分が繊細で
傷つきやすいということを
自分自身が認め、
受け入れるということです。
そして、
自分の承認欲求の高さを
否定せずに
ある意味開き直ると
いうことでもあります。
自分で自分の資質を
否定することは
すなわち自分の資質を
ぞんざいに扱うことと
同義なのですから。
「自我」(特に後者タイプ)は
繊細な資質なだけに
それを使いこなしていくのに
時間が掛かるかもしれないし
自分がいる環境にも
左右されやすいものです。
自分が何かで貢献でき
それを周囲から感謝されたり
認めてもらえるような
コミュニティーに
身を置くことが大切です。
もし、
「親密性」も上位ならば
自分のことを
何があっても
まるごと受け入れてくれる
そんな人との関係性を
大切にしましょう。
こうやって
自分の「自我」が
満たされる環境を手に入れ
自分の「自我」を
受け入れられるように
なったら
次のステップとして
自分の「自我」を活かして
どんなことで
周りに貢献できるかを
考えましょう。
自分が提供したモノ、コトで
他者が喜んでくれることが
自分の喜びにもつながる
その感覚を活かし
周囲にどんどん貢献して
いきましょう。
そして、「自我」は
自分の本質を認めてもらうと
深く安心する資質です。
そこから
誰かの良さを口にするときも
その人の本質的な良さを
表現できる人でもあります。
まず、
自分が満たされていることが
必要ではありますが
人の良いところを認め
褒めることで
人の気持ちを満たして
あげることで
貢献することも
できると思います。