今回は、「信念」の
効果的な活かし方です。
「信念」上位の人は
自分なりの
譲れない価値観を
持っています。
「世の中とはこうあるべき」
との普遍的な価値観です。
自分の利益を
追求するのではなく
高い倫理観に基づき
利他的で筋の通った
言動を貫きます。
まずは自分の
そのぶれない価値観が
どこにあるのかを
明確にし、自覚することが
大事です。
「信念」を持っている人で
自分の譲れない価値観を
明確に言語化できる人は
意外に少ない印象です。
これも、自分にとっては
当たり前過ぎて
敢えて
言語化するということを
やってこなかったからだと
思います。
それでも
自分のその価値観は
周囲の人すべてが
持っているわけではなく
むしろ圧倒的に少数派なので
他者と自分の違いを
認識する意味でも
言語化は大事です。
自分が
「これだけは譲れない」
と思っていること
そこに触れられると
激しく反応してしまうことが
一体何なのかを
まずは明確にしましょう。
そうすることで
無意識だった
自分の言動にも
より芯が入ったように
言行一致感が出てくると
思います。
そして、
自分が大切にしていることを
明確にしていく作業は
イコール他者と自分の
価値観の違いを
明らかにしていくことでも
あります。
「信念」を持つ人が
自分の価値観を
譲ることはないし
それを求めるのは
無理があります。
だから、
自分の価値観を
貫き通すことを大切にしつつ
他者は自分ほどは
その価値観に
重きを置いていないことを
ただ理解することが
大事だと思います。
そのギャップがあることを
理解しないまま
ギャップを埋めようと
頑張り続けるのは
やはり苦しいものがあると
思います。
自分の持つ価値観、倫理観が
譲れないものである以上
環境の影響は大きいです。
周囲の人たちが
自分たちの利益のみを追求し
自分から見て
筋の通らないことばかりを
している状況では
ストレスが大きいし
「信念」も活かせないと
思います。
場合によっては
そういう環境から
自ら離れるという
選択が必要になるかも
しれません。
「信念」上位の人への
アドバイスとしては
まず自分の譲れない価値観を
言語化、明確化すること。
そして今の環境に照らして
自分の価値観に沿った
生き方が出来ているのか
これからそうなるのかを
考えてみること。
もしそうでなければ
自らの価値観を周囲に
知らしめつつ
自分の立ち位置を
明確にしていくこと。
そうすることで
周囲の理解が得られて
自分の価値観を貫ける
環境が整うことも
あるでしょう。
残念ながら
そうならなければ
何かしら大きな決断が
必要なのかもしれません。
とにかく
「信念」上位の人は
人生全体が
自分の目指す
一つの大きな方向性に
向かっているのかが
大事だと思います。