今回は、「慎重さ」の
効果的な活かし方です。
まず
押さえておきたいのは
「慎重さ」が
実行力の資質であると
いうこと。
すなわち
成果を出すことに
フォーカスする資質であると
いうこと。
たしかに以前は
思考系として
分類されていたし
思考系の側面もあります。
ただし
その思考というのは
あくまで
“実行し成果を出すため”
のものです。
ここを自覚できているか
そうでないかで
「慎重さ」から来る
ブレーキが
掛かりがちな自分の
受け入れ方が
違ってくると思います。
もちろん
状況、環境、場面によって
ついつい踏み込みがちな
ブレーキを緩めることも
必要にはなります。
でも、
確実に成果を
出すためにこそ
しっかりとリスクを
検討するために思考する。
これこそが
「慎重さ」の強みなので
可能な限りその時間を
しっかり確保することを
意識しましょう。
そして、
「慎重さ」の人は
動き出す前に
十分な検討と準備を
終えているだけに
一旦動き出すと
(動かないと決めると)
もはや迷いがありません。
その
一旦自分が納得すれば
迷いがなくなるという部分も
しっかり自覚すると
良いと思います。
そうすれば
より迷いなく
リスクを検討し準備することに
時間を割くことが
できるようになると
思います。
「慎重さ」が
ブレーキの才能だとすれば
「活発性」
(特にx「ポジティブ」)
のように
ある意味ブレーキの
掛からない(?)資質を
持つ人とは
ベストパートナーに
なり得ます。
その人が
向かおうとしている方向に
大きな落とし穴が
待っている時は
教えてあげましょう。
ミスなく、漏れなく
確実にリスクを回避し
着実に成果を出せる。
その強みを
どんな場面で
もっとも活かせるのかを考え
周囲に貢献し活かすことを
考えましょう。
※編集後記に「内省」について
頂いたご意見を掲載しています。