今回は、
「内省」を
効果的に活かす方法を
書きます。
「内省」を持つ人は、
端的に言えば
よく考える人です。
頭の中では
常に考え事をしています。
一つの物事を
様々な方向から検討し
その本質を掴もうとします。
それゆえ、
「内省」を持つ人は
決して
饒舌ではありませんが
その言葉には
ある種の“深み”を伴います。
会議や打ち合わせなどでも
意見を求められると
拙速に答えを出すのではなく
十分に考え、
自分で納得したことを
話します。
そこまで深めて
出した答えは
他の人が「なるほど…」と
唸るような答えだったり
すると思います。
ただし、
問われてすぐに
答えられない感が
あることで
「早く答えなきゃ…」
と焦りが出たりするかも
しれませんね。
それでも、やはり
じっくり
深めて考えることこそが
「内省」の強みなので
その時間を十分に
確保することが大事です。
そういう意味では、
例えば、何かを問われた時
「少し時間をもらって
いいですか?」
とか、
「最後にしてもらって
いいですか?」
とか自ら考える時間を
確保できるといいですね。
「内省」が上位で
「コミュニケーション」が
下位だと、
特に人前で
話すことに苦手意識が
あるかもしれません。
それでも、
しっかりと考えて
納得したことに関しては
いくらでも喋れる感じが
あると思います。
そういう意味でも
思考するということを
迷いなく貫くことが
大事ですね。
考え過ぎる…と
自分の思考グセを
否定するのではなく
どこまでも深めて考えられる
その思考を
最大限活かす方向で
考えましょう。
それから、
「内省」の人の
思考の深め方は
いわゆる自問自答です。
自分で自分に問いかけ
その答えを探しにいくことで
自分の思考を
深めていきます。
その問いを
他者に向けることも
「内省」の活かし方でも
あります。
その問いが
相手の思考を深めることに
つながると思います。
おそらく普段から
そういう問い、
すなわち相手が
「うっ」と唸るような
深いところを突く質問を
周囲の人に投げかけて
いるはずです。
「内省」はもう少し
書きたいことがあるので
えこひいきして(?)
明日もう一度書きます。
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昨日の「収集心」に
ご意見を頂きました。
収集心と
「ネットでググれば
すぐわかるだろ」という感覚を
結び付けていましたが、
少し違和感があります。
というのも、
私も情報検索については
上記の感覚を持っていますが、
収集心は13位と中位です。
収集心の人が
「ネットで
ググればいいだろ」
という感覚を
持っていたとしても、
逆が成り立つとは
限りませんね。
はい、その通りですね。
そもそも、
逆も成り立つなんて
どこにも
書いてませんけど??(^_^;)
まずは、
書いてもいないことに
違和感を持たれても…
というのが正直な感想です。
ここで書いているのは、
当該資質を上位に“持つ”人の
“一般的な”傾向です。
誰もが成り立つとも
言えませんし、
同じような傾向を
別の資質で持つ方もいます。
すなわち
いつだって例外はあるし
逆は必ずしも
成り立つとは限らない。
それは大前提として
ありながら、
書いていることを
ご理解ください。
強いて言うなら、
私の戦略性と
学習欲あたりが
収集心みたいな働きを
しているのかも
しれません。
何かを知りたい、
学びたい(学習欲)→
どうすれば情報が
手に入るかのルートが
見える(戦略性)
まず、
13位の「収集心」は
中位とは言っても
かなり上位に近いですね。
人によって感覚は
異なりますが
中には13番めくらいまで
上位と認識している人も
います。
ここも当たり前ですが
「TOP10が上位だ!」とか
明確に切れるものでは
ありません。
なので、単純に
「収集心」から来ている
“可能性も”あります。
そしておっしゃる通り
「戦略性」x「学習欲」
なのかもしれません。
または、
別の資質の
組み合わせなのかも
しれません。
私自身は、
「戦略性」x「学習欲」が
「収集心」と同じように
働くという説明を
することはありませんが、
自分の中で納得感が
あることが
一番大事ですので
ご自身が納得できる答えを
探してみてください。