今回は、
「戦略性」を
効果的に活かす方法
について書きます。
「戦略性」はよく
カーナビのような資質だと
言われます。
すなわち、
全体を俯瞰して見て
目的地までのルートを
探すような感覚だと思います。
俯瞰して見ているからこそ
ルートが見えるのだと
言い換えてもいいでしょう。
そして、
俯瞰して見るということを
言い換えると、
先々まで見通すための
情報を持っていると
いうことです。
その意味で
「戦略性」を活かすには、
自分が十分な情報を
持っていることが必要です。
逆に言えば、
「戦略性」にとって
情報は栄養なのです。
ただし、
あまりに情報が多すぎると
それはそれで
考えるべきことが増え
場合によっては
迷いを生じさせることも
あると思います。
自分が
目指すべき目的地に
最短で到達するために
どんな情報が必要なのか
そこに意識を向け
量、質を考慮した
情報を集めることが
大事だと思います。
「戦略性」は、
目的地に到達するための
ルートを複数持てる
(考えられる)のが
その特徴です。
でも、
その思考プロセスは
人によって違います。
「もし、こうなったら?」
を繰り返すことで
現在地から目的地までの
ルートを探す感覚の人。
目的地から現在地まで
逆算的に遡る感覚の人。
目的地までのルートが
パターンとして
見えてしまう感覚の人。
様々だと思います。
「戦略性」x「着想」
の人は、比較的
最後のパターンの人が
多いような気がします。
いずれにしても
物事を俯瞰して見て
先まで見通せるのが
「戦略性」の人の
強みです。
「戦略性」を
持たない人には
自分が見ている景色が
そのまま見えているとは
限らないことを
まず自覚しましょう。
その上で
自分がなぜそのルートを
選択するのが良いと
思っているのかを
丁寧に
説明してあげましょう。
そして
そのルートの候補は
決して一つでは
ないはずです。
最短で行き着く方法
コスパの良い方法
クオリティ重視の方法
条件が違えば
選択も違ってくる。
周囲の人は
その説明を聞き
「そこまで
見通しているのか!」
と感嘆の声を
あげるでしょう。
「戦略性」の人にとって
情報と共に栄養となるのは
経験です。
経験の積み重ねが
より良いルートを
直感的に選ばせることに
つながっていくと思います。
もっと言えば
「戦略性」の人は
うまくいかなかった経験を
決して無駄にすることは
ないと思います。
その意味で、
せっかくの「戦略性」も
それが行動につながらないと
もったいないので
ここでも
実行力を持つ人との
協業が効果的ですね。
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ご意見をいただきました。
こんにちは。
私は、
No1の資質が着想です。
以下、
②未来志向 ③戦略性
④最上思考 ⑤自我
と続きます。
ブレストが好きで、
むしろポンポンといくつも
アイディアが
湧いてきます。
逆に
全く出てこない人などを見ると
「アイディアを出さない
=やる気がないのかな?」と
ストレングスファインダーを
知る前は思っていました。
私にとって、
アイディアを出し
提案することは
「やる気を見せる場」という
感覚だっため、
それをしない人は
ありえませんでした。
しかし、
突拍子なアイディアなどが
多いためか、
提案しても
「それは無理だよ」と
上司に却下されることが多く、
へこんだり、
自分が実行してみても
すぐに飽きたりきつくなったり…。
(私は実行力の資質が
下位にたくさんあります)
頭で考えていることが
形にならず(実行できず)、
理想と現実とのギャップに
苦しむことが多かったです。
幸運なことに、
旦那は実行力の資質が
おそらく高く、
なおかつ戦略的思考も
兼ね備えてるタイプです。
(実際に
ストレングスファインダーを
やってはいませんが
感覚で分かります)
また、
会社員から自営業
(夫婦でトレーニングジムを
始めました)となり、
自分のアイディアを
発揮できる場が
格段に上がりました。
自分の資質を使える機会が
増えることで、
日々の満足感も
上がっているようです。
戦略的思考の高い人は
自営業は向いていると
思います。
最近良く言うことですが
やはり自分の資質が
輝ける舞台を
与えてあげることが
大切ですね。
自営業で
うまくいっている人には
いろんなタイプの方が
いるのだろうと思います。
戦略的思考力の資質が
低くとも
影響力、人間関係構築力で
人の思考を借りることで
成果を出す人も
いるでしょう。
そこに
成功法則的なものが
あるとすれば、
それはただ一つ。
自分の資質を
強みとして活かす
これだけなんですよね。
ご意見、
ありがとうございました!