ストレングスファインダーの
資質が振る舞いとして
表に出てくる時
それは強みとして
出る場合もあれば
むしろ弱みとして
出る場合もあります。
すべての資質と
その組み合わせには
必ずその二面性があります。
例えば
私が上位に持つ
「適応性」は、
不測の事態に強く
どんな時でも
その場面に応じた
柔軟な対応が可能です。
一方で、未来は
予期できるものでは
ないとの感覚から
目標を立て
計画的に物事を
進めるのは苦手です。
人によって
その二面性のどちらを
より意識しているかが
異なります。
そして、
そのどちらを
意識すべきかと言えば
それはもちろん
絶対的に強みとして
認識すべきです。
なぜならば、
自分の思考のクセを
弱みとして捉えてしまうと
それは
“克服すべきもの”として
認識されてしまうからです。
実際に
克服できるものであれば
それで良いのでしょうが
自分の思考のクセを
完全になくして
別のものと
入れ替えることは
不可能です。
例えば
私の場合であれば
計画的に
物事を進めることが
苦手なことを
何とかしようと
試みたこともありました。
というか、
ずっとそう考えていたと
思います。
会社員時代も、
年初や期首になると
自分なりの目標を立て
計画“めいた”ものも
作るようにはしていました。
それでも
その目標への意識は
いつの間にか薄れていって
気がついたら
意識の中から
消えてなくなるのです。
それでもなお、
やっぱり目標を持ち
計画的ぬ達成できるように
なりたいとの思いは
持ち続けていたので
そうできない自分に
常にダメ出しを
続けていました。
もう一つ大事な視点は、
自分の思考のクセを
弱みとして認識している限り
それを強みとして
活かそうということに
意識が向くことはないと
いうことです。
もちろん、
思考のクセは
無意識に出るものなので
強みとして
意識していなくとも
自然と強みとして
表に出ています。
それでも、
そこに
意識を向けていなければ
自分では
スルーしてしまうのです。
これが逆に
強みとして認識している
状態であれば
自分の強みとして
出ている状態を
素直に受け止め
認められるようになります。
もっと言えば、
どんな場面で
自分の資質が強みとして
活かせるのかに
意識が向くようになり
強みとして
発揮出来る場面が
自然と増えてきます。
そうなれば当然ながら
自己肯定感も
どんどん上がって
いきますよね。
この感覚になると
弱みは克服するものではなく
“対処”するものとして
捉えられるようになります。
自分の思考のクセゆえに
強みの裏返しとして
弱みは必ず存在するので
それは仕方ない。
であれば、
そういう弱みは
必ずあるものとして
それなりに対処する。
こういう感覚に
なれると思います。
弱みへの
対処方法については
別途改めて
書いてみたいと思います。
いずれにしても
自分の資質と
その組み合わせは
自分で思う以上に
強みとして
発揮されているのです。
まずは単純に
それを信じて
自分の強みに
目を向けてみてください。
最初は信じられなくとも
「~かもしれない」
くらいの感覚でも
いいと思います。
とにかく
強みの方に
目を向けてみる。
それが
ストレングスファインダーを
活かす早道です。
自分の
資質とその組み合わせが
どんな風に強みとして
活用されているかに
自覚がない方は
ぜひ資質のプロファイリング
(読み込み)を
受けてみてください。
ご自身の資質が
どんな場面でどんな風に
活かされているかが
確実に実感できますよ。
https://heart-lab.jp/coaching-seminar/