今回は、
質問を頂いたので
回答してみます。
例によって
これが正解という
ことではなく…。
私は
「内省」「運命思考」の
"決められない"資質と
「指令性」「活発性」
「自己確信」
"決められる"資質を
同時にTOP10に
もっているので、
「決めた!」とおもっても
「いやいや、
これでいいんだろうか?」と
クヨクヨ迷って
しまっています。
つまり、
「決めた」状態で
「決まっていない」ことに
なるという、
よくわからない状態に
なるのです。
この場合、
どう優先すれば
よいのでしょうか?
なお、
上記の資質は
順位が高いほうから
「内省」「活発性」/
「運命思考」「指令性」
「自己確信」で、
スラッシュの左側が
TOP5,右側がTOP10です。
ありがとうございます。
どう優先すればいいのか?
と問われれば、
「それは状況によるし、
あなた次第ですね」
としか
言いようがないです。
どんな
資質の組み合わせでも
同じことですが
様々な場面で
自分の資質がどんなふうに
表に出ているかを理解し
その上で場面に応じで
資質を出し入れする、
あるいはボリュームの
上げ下げをする、
そんな感覚で
マネジメントすることが
大事です。
この方の場合、
確かに内面的には
いろいろと
葛藤が起こりそうな
組み合わせではあります。
まず、
「内省」と「活発性」の
組み合わせは
じっと動かず考えている時と
いきなり動き出す時の
両面があり、
周りから見ると
その両極端の動きが
わかりづらく見えることが
あるかもしれません。
でも、
自分の中では
まったく違和感なく
それが切り替わっている
はずなので、
自分はどういう時に
じっくり考えていて
どういう時に
身軽に動けるのかを
考えてみると
良いと思います。
それを
自分で自覚できると
場面によって
動かず考える時と
気軽に動いてみる時とが
自分で選択できる感覚になり
あまり迷わなくなると
思います。
それから、
「活発性」「指令性」
「自己確信」の
3つの影響力の資質の
共通点は
自分で物事を
コントロールしたいとの
感覚です。
端的に言えば、
自分がやることは
自分で決める
ということ。
ま、そもそも
自分で決めることが
当たり前の人には
“決める”との感覚は
そもそも
ないと思いますが。
一方「運命思考」は
自然のまま、なすがままに
身を委ねていく感覚
だと思うので
自分で決めるというより
すべては既に決まっている
という感覚が強いかも
しれません。
そう考えると、確かに
「自分で決めたいけど、
決まっていることに
抗いたくもない」
と、内面的な
葛藤を生むことも
あり得るとは思います。
でも、その部分は
このように考えることも
できるのでは
ないでしょうか?
“自分は、
自分で物事を決める
役割を負って生まれてきた”
“自分で決めることこそが
自分に与えられた使命だ”
“自分で決めようが、
与えられたことに従おうが、
すべて
いずれあるべきところに
つながっていく
だから迷わず
自分で決めればよい”
こんなふうに
捉え、受け入れれば
そんなに矛盾は
ないのではないでしょうか?
葛藤そのものは
なくならないかも
しれないけれど
自分で決めたいとの欲求を
そんなに否定しなくなり
楽になれるかもしれません。
これも
繰り返し書いていますが
どんなことでも
自分が生きやすいように
都合よく考えれば
良いと思うのです。
矛盾するような資質を
抱えていても
むしろそれをどう強みとして
活かせるのかを考える。
自分は変えられない以上、
それしかないんですよね。
この方の場合で言えば
自分で
決断することもできるし
一方で、それに
固執し過ぎることなく
流れに身を任せることも
できる。
そんなふうに考えることも
できますよね。
自分で決めた結果
起こることに関しては
それがどんなことであっても
「あぁ、そう来たか…」
と受け取れる気がします。
それにしても、
人って本当に様々ですよね。
こういう葛藤を
うまく表現できる
ストレングスファインダーって
やっぱり素晴らしい
ツールだと思うのと同時に
人の多様性の豊かさを
感じます。