今回は、
自分が不快に思うことを
やめて欲しいときに
アサーティブに伝える
その伝え方を書きます。
まず大事なのは、
相手の不快に思う振る舞い
そのものと
自分の感情を
切り離して伝えると
いうことです。
例えば、私のように
「調和性」が高いと
ついつい目の前のことを
現実的に
どう実現していくかに
意識が向きやすいです。
すると、
会議や打ち合わせで
何かの今後の進め方を
議論している時に
例えば「着想」上位の人が
ポンッと何かを
思いつきで発言した時
こういうことを
言ってしまうかも
しれません。
「もー、
ちゃんと考えてよ!!(-_-#)」
でも、
これって正確に言うと
相手の言動に対し
自分は、相手が
“ちゃんと考えてない”と
感じてしまったと
いうことですよね。
そもそも
「着想」の人にとって
考えているからこそ
思いつくのであって
言われた方は素直には
受け取れませんよね。
この場合の
事実をベースにした
伝え方はこんな感じです。
「今の時間は、
アイディアを
出す時間ではなくて
具体的なやり方を
検討していく時間なので
それと直接関係しない
発言があると
混乱してしまい
モヤモヤします。」
ポイントは、
相手が否定しようのない
客観的な事実として
相手の振る舞いを
記述した上で
それに対して
自分が感じたことを
あくまで自分の
主観として伝えることです。
最初の言い方だと
相手のことを
“ちゃんと考えていない”と
決めつけていたのを
そうではなくて
相手に悪気がないことは
わかっていつつ
自分にはこう感じると
伝えることです。
その上で、
どうして欲しいのかの
要求を伝えるのです。
そこには
決して相手が悪気があって
やっていることではないとの
前提がありつつ
相手が受け入れやすい
要求をしていくと
いうことです。
例えば、
「いろいろとアイディアが
湧いてくるのが◯◯さんの
良さだと思うのだけれど
この場では
その思いつきで発言されると
議論が少し発散してしまうので
控えてもらえると
助かります」
みたいに。
もちろんそれを
相手が
受け入れてくれるかどうかは
別問題なのだけれど
少なくとも相手の行為を
悪意あるものとして
決めつけて伝えるよりは
はるかに
伝わりやすいと思います。
次回は、
既に今日書いた事例にも
出ているのですが
アサーティブな表現を
していく上でも
ストレングスファインダー®が
機能する理由を
書きます。
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4月頭も上京することとなり
ワークショップを
開催することにしました。