今日は、 前回書いた “聴く”ということが いかにお互いの 信頼関係を築く上で 大切かということを 自らの体験から書きます。 ======================= 3ヶ月集中プログラムの 3月スタート募集中です。 ======================== 私が マネジャーだった当時は ストレングスファインダー®を がっつり活用できていた 訳ではありませんが 今振り返ると 良くも悪くも自分の資質が よく表れていたと思うので その話しを書いてみます。 当時、いろんなことで ぶつかりがちな 部下がいました。 今振り返ってみると その部下は 自分と似たような タイプだったように 思います。 その当時の私は、 「責任感」x「分析思考」で 自分の正しさに 強いこだわりがありました。 「責任感」から来る 自分なりの正しさを 「分析思考」で 理論武装しているような 感じだったと思います。 もし相手も そんな感じだったとしたら… 正しさというのは 人それぞれに違うわけなので お互いがお互いの 正しさを主張し続ける限り 交わることなく 平行線のままですよね。 彼が実際に 同じような 資質だったかどうかは わかりませんが、 似たような タイプだからといって 相性が良いとは 必ずしも言えないのです。 それはさておき、 とにかく彼とはよくぶつかり、 (今思えば)不毛な議論を 繰り返していました。 そしてその当時 コーチングを 学び始めた ばかりであった私は この状況というのは 自分の方が何かを 変えていかねば ならないのだと 思い至りました。 その当時 取り組んでいたのが まさに“傾聴”でした。 最初は本当に ただ黙って聴くということが できませんでした。 だって、 部下の言うことは ことごとく“違う”から(^_^;)。 自分の正しさと比べて 部下の言うことは 違う=正しくない と思い込んでいるわけなので 聴けるわけがないですね。 それでも、 “辛抱して”黙って聴くを “練習”していきました。 すると、 それを続けていくうちに あることに気づき始めました。 「なんだ、意外と皆 ちゃんと考えてるんじゃん」 甚だ傲慢ですよね?(笑) でも、その当時は 本当に傲慢でした。 それでもそうやって “聴く”を頑張って やっているうちに 少しずつ本当に 聴けるように なっていきました。 それは、前回書いた 共感的理解が できるように なっていったのです。 自分の正しさ=価値観を 脇に置いて、 「なるほど、そう考えるのか それにも一理あるなぁ」 と思えるようになりました。 そこから 件の彼との関係性も 徐々に変わっていきました。 交わることのない平行線の 議論を交わすのではなく お互いの言い分をすり合わせ 建設的で、前向きな 議論ができるように なっていったのです。 そういう会話が 交わせるようになっていくと それまで 目を向けていなかった 相手の他の強みにも 目が向くようになります。 ある意味相手を よりリスペクトする 気持ちが湧いてくるのです。 そうなれば、 相手との関係性は より良いものに なっていきますよね。 実際私が異動する時 彼からは 「知識さん、 変わりましたよね」 と言ってもらえました。 そういう経験を持つ私には 聴くの効果が いかに大きなものであるかの 実感があります。 どういう相手であっても どういう場面であっても 信頼関係の土台には “聴く”があると思っています。 -------------------- あり方を整えつつ “聴ける”コーチングを 身につけませんか?
昨日の夕方のことでした。 東京に一人で 遊びに行っていた 娘から電話があり 飛行機が欠航になったと。 しかも、 翌日に振替となった便は 熊本ではなく 福岡行きなのだと。 言われて私の最初の一言は 「…で??」 でした。 「適応性」持ちの私としては まず「あっ、そうなんだ」 としか思わないのです。 だから、 そういう連絡をもらって 「何をすればいいの?」 という感じになります。 今思えば、 「それは大変だねぇ」 とか、 寄り添ってあげれば 良かったのかなぁと 思いつつ(笑)。 とにかく 途方に暮れている 様子だったので 熊本空港近くに置いている 車の手配(駐車場への連絡)を 含めて福岡からの 移動手段等段取りを 指示しつつ ホテルを こちらで手配しました。 成田だったので 羽田に比べれば 土地勘もなかろうと バスでの送迎付きの ホテルで。 「アレンジ」x「適応性」 としては、 こういうの 好物なんですよね(笑)。