聴く姿勢が場を作る

昨日担当した講座は
私にとっては
初めての内容でした。


最初に頼まれた際、
最近いろいろと
立て込んでいて
十分に準備する時間も
なかったし、
最近は、自分が
やりたいかどうかで
判断し、
“やりたくなければ断る”
にチャレンジしている
こともあり
迷いました。


で迷った挙げ句、
きっと自分の得意分野だし
キャリアで扱った
自己概念からの
つながりも
イメージできるし
“やりたがっている自分”
もいることに気づけたので
やることにしました。


結果、
準備不足もあり、
まだまだ
腹落ちしていない
ところもあり、
時間管理も感覚がなく
30分も押してしまい
自分の評価はダメダメ
でした(^_^;)。


それでも、
講師仲間からの評価は
意外と高評価。


「場作りが
素晴らしかった」と。


確かに言われてみれば
準備不足の
不安はあったものの
前回一度対面している
方々でもあり
前に出た瞬間
あまり緊張していない
自分がいて
まずそれを
不思議に感じました。


そして、
途中で単なる思いつきの
アドリブでぶちこんだ
丸投げ質問が
結果的には
とても効果的でした。


その質問は

「あなたにとって
自己改革とは?」


皆さんなら
どう答えますか?


参加者の皆さんから
出てきた答えは
実に多様なものでした。


そこには
その人なりの価値観や
思考のクセが
反映されています。


そうやって
他の人が話す内容を
聴くことで
その人となりを
何となく知ることとなり
心の距離が
近づいていくのです。


ま、それを
狙った訳でも
ないですけどね…(笑)。


実は、
コーチングでは、この種の
抽象度の高い質問を
投げかけることが
よくあります。


コーチである私にとっては
こういうことを
アドリブでやること自体
造作ないことなのですが
そうでない方にとっては
びっくりされるようです。


なぜならば、
正解の存在しない質問、
言い換えれば
人の数だけ正解のある
質問をしている訳なので
どんな答えが
出てくるかわからず
戸惑うからです。


ま、私も
コーチングを
学ぶ前であれば
同じように
感じていただろうし
そもそもそんな質問を
しようとも
思わないと思います。


なぜならば、
「自己改革とは
こういうもの」という
自分なりの答えがあり
他の人も皆
同じように
考えているはずと
思い込んでいたからです。


今では、
こういう
抽象度の高い
言葉であればあるほど
人それぞれの解釈が
あるはずと
当たり前に考えますが
昔はそうではなかったと
思います。


だから
その当時の私が
仮に同じような質問を
投げかけ、受け止める
立場だとしたら
きっとこんなことが
起こっていたでしょう。


自分とは異なる解釈で
様々な見解が
出されることに戸惑い
時には、

「いや、それは
違うんじゃないかな…」

と反応してみたり。


そういう時って
きっと顔の表情や
ちょっとした態度で
すなわち
ノンバーバルな部分で
表に出ていると思うのです。


すると、
話している相手は
当然受け入れて
もらえていないと感じ
思う存分話しをすることは
ないかもしれません。


今はどうかと言えば、
純粋に
それぞれから
どんな発言が飛び出すのかを
誰よりもワクワクしながら
聴いている感じです。


だからこそ、
話している人も
気持ちよく話せるし
そこに
何を話してもいい
安心、安全の場が
出来上がる。


自分で言うのも
なんですが(笑)
場作りが素晴らしいと
言われるところは
こういうところなのだと
思います。


で、大切なのは、
かつての私は
全然そんなこと
できなかったという
事実です。


つまりこういうのは
誰でもできるように
なるということ。


これを読んでいる
多くの皆さまより
私の、
人の話しの
聞けなさ加減は
酷かったとの確信が
私にはあります。


いわゆる傾聴は、
トレーニング次第で
誰でも出来るように
なるものです。


ある意味こういうのは
筋トレと同じです。


ストレングスファインダー®
のような
人の多様性を知る
ツールも使いながら
自分と他者の
価値観の違いに
興味を持ち
それを受け入れながら
話しを聴いていく。


それを
日々のトレーニングで
身につけていく。


そういう人が
世の中に増えていけば
もっともっと
生きやすい世の中に
なっていきますよね。



筋トレで思い出したけど
最近走ってないんだなぁ(^_^;)。

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私のコンピテンシーという側面から考える人の成長というのは、自分なりのまん丸ではない凸凹した形をまず認識し、その凸凹を受け入れ、それを丸めようとはせず、いびつな形のままで面積を広げていくというイメージです。 
note「自分の強みに目を向けたければ、他者の強みに目をむける」
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自分からやるにしろ、他者からやるにしろ、そのコツは、いきなりその人の強みを探そうとするのではなく、むしろ自分が受け入れ拒否をしていて弱みだと思っていたことを「本当にそうだろうか?」とニュートラルな目線で観察してみることです。

 

そうやって、まずは評価を交えずに見ていけば、弱みの裏返しの強みにも素直に目が向くようになると思います。

編集後記

昨日は、
講座終了後に
懇親会でした。


早朝6時から
オンライン講座だったので
22時過ぎに
解散となる直前は
ちょー眠たい…^_^;)。


それでも、
ここ二回で
キャリアとコンピテンシーの
講義を担当し
様々な角度から
参加者の皆さんの
深いところにあるものを
出していただいたお陰か
いつもは
ちょー人見知りの
私にも話しかけてもらえて
嬉しかったです(笑)。


何より、
◯ロー◯スを始めとして
様々な学びの場に
出かけている人から

「これまで受けてきた
講座の中で
今回が一番いい!」

と言ってもらえたのは
嬉しかったですね。


いわく
「午後の3時間で
眠くならないのはすごい!」
と。


私の子守唄ボイスでも
眠くならないのは
やっぱり
プログラムそのものが
いいってことですね!(笑)


株式会社ハート・ラボ・ジャパン

代表取締役 知識 茂雄



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