ストレングスファインダー®で
出てくる上位資質って
自分が大切にしていることを
表してもいます。
そしてそれが
人それぞれに違います。
人って無意識に
自分が大切にしているものを
同じく他の人も
大切にしているものと
思い込んでいたりします。
自分だけの当たり前が
世の中の常識だと
思い込んでしまっています。
そういう思い込みを
持った者同士が
それに気づかずに
関わり合うと
普通にすれ違うし、
ぶつかり合います。
例えば
「包含®」が上位の人だと
その場にいる人全員に
居場所を与えたいとの
感覚があります。
なので、
何かの集まりの場で
誰かが
自分たちの輪の中から外れて
一人でスマホを
いじっているような人を見かけると
その人のことが
気になってしまい
自分たちの輪の中に
引き入れようとします。
一方、
例えば「包含®」は低くて
「個別化®」が高いような人は
同じような状況で
「あの人は
一人になりたいんだな」
という感じで
敢えて放っておくということを
選択することがあります。
すると、
「包含®」上位の人から見ると
「個別化®」上位の人は
“冷たい人”
に見えるかもしれないし
「個別化®」上位の人から見ると
「包含®」上位の人は
“おせっかいな人”
に見えるかもしれません。
これって、
どちらが良いとか悪いとかの
問題ではないですよね。
上の例で言えば、
どう関わって欲しいかは
その本人にしかわかりません。
仲間に入れて欲しいのかも
しれないし、
放っておいて欲しいのかも
しれません。
自分の思考のクセに
無自覚でいると
相手の思いに気づかずに
自分が良かれと
思っていることを
やってしまって
結局その人にとって
気持ちよくないことを
無意識にやっていることも
ある訳です。
自分の資質ゆえの
無意識の思考のクセに
気づいていると
その状態に陥ることを
防ぎやすくなります。
例えば、上の例で言えば
声を掛けるにしろ
そうでないにしろ
まず相手がどういう状態かに
関心を向けるように
なるでしょう。
もちろんだからといって
どんな場面でも
ベストな状態を
作り出せる訳では
ないと思います。
というか
そんな必要もないと思います。
でも、
何かしら自分にとって
大切な場面であるとか
大切な人と関わる際に
自分の無意識の思考のクセが
良くない結果を招かないよう
マネジメントすることは
大事だと思うのです。
それは、
自分とは
違う資質を持つ人との
すれ違いを防ぎ
うまく協業して
成果を出していくために
必要な大事なポイントだと
思います。
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