昨日の配信に関連して（？）
「自我」について
ご質問を頂いたので
先に解説しておきますね。
単に資質の解説だけと
いうことではなく
私なりに大切にしていることを
含めて書きます。
あくまで私の考えであり、
これが正しいというものでは
ないことを
予めご了承ください。
以下、微妙なニュアンスを
含むので
少し丁寧に回答していきます。
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知識さん、
今年もメルマガ配信を
楽しみにしています。
さて、
自我について教えてください。
自我は他人から認められたい
資質とのことですが、
これがひっくり返って、
他人が誰かを褒めたり
高く評価している場面に
出会すと
嫉妬したり
不快に感じたりということは
ありますか？
俺だって、私だって、
そのくらいできるぞ、
知ってるぞと言いたくなったり、
あいつなんかより
自分の方がもっとすごいんだぞと
アピールしたくなったり
するところはあるのでしょうか？
周囲に
自我持ちっぽい人がいて、
割とそんな感じなのですが。
それから、
自我持ちの人とうまく付き合うには、
どこまでも承認や称賛を
続けねばならないのでしょうか？
だとしたら
かなりしんどいのですが…
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ご質問、ありがとうございます。
ご質問に回答する前に
一つ大事なことを
お伝えしておきます。
それは、その人の
振る舞いの傾向性のみから
資質を決めつけることは
出来ないということです。
ここでも何度か書いていると
思いますが、
人はそれぞれに異なる動機づけで
同じような振る舞いを
することがあります。
なので、
ここから先の解説は、
「自我」という資質そのものと
あなたが対象としている人への
対処については
分けて書いていきます。
つまり、
「自我」を持っている人と
あなたが言うところの
「自我持ちっぽい人」は
（私は）分けて考えますよと
いうことです。
まず、
> 自我は他人から認められたい
> 資質とのことですが、
> これがひっくり返って、
> 他人が誰かを褒めたり
> 高く評価している場面に
> 出会すと
> 嫉妬したり
> 不快に感じたりということは
> ありますか？
端的に言えば
「人によるでしょうねぇ」です。
ただ、
あり得るかどうかと問われれば
答えは“Yes”です。
「自我」の原語は
Significanceで
直訳すれば“重要さ”という
意味です。
すなわち、
“自分を重要な存在として
認めさせる”
との影響力を発揮する
資質です。
自分が
重要な存在であることを
感じることのできる
一番手っ取り早い方法が
他者承認です。
で、他者評価と
自分の存在価値が
イコールになって
しまっている場合、
他者評価、承認が得られないと
自分の存在が
脅かされる感覚になると
思います。
これは、
コーチングで言うところの
自己基盤が整っておらず
脆弱な状態だと
より起こりやすいと思います。
そしてこの場合、
他者が承認、
賞賛されているのを見て
「自分が評価されていない」
と、“勝手に”
感じてしまうことが
あるかもしれません。
ゆえに、
それが嫉妬につながって
あなたが書いているような
言動に結びつくことは
あり得るとは思います。
しつこいですが、
あくまで「自我」を持つ人の
中にはそういう人がいる
可能性があるということを
言っているのであって
あなたが対象としている人が
このメカニズムで
そうなっているはずだと
言っているわけではないので
誤解なきよう。
で、ここから先は
そのあなたが対象としている
その人との関係性について
私の考え方を述べます。
あくまでも私の考え方です。
（ここもしつこいですが、
大事なことなので…）
そして、ここでは、
相手がどうこうということには
言及しません。
あくまで相手は変わらない
変えられない前提で
自分がどう対処するかと
いうことです。
>それから、
>自我持ちの人とうまく付き合うには、
>どこまでも承認や称賛を
>続けねばならないのでしょうか？
>だとしたら
>かなりしんどいのですが…
あくまで
今目の前で関わっている人の
こととして書きますね。
「自我」を持つ人との
関わりを
一般論では括れないので。
いずれにしても、答えは
「あなた次第でしょう」
でしかありません。
しんどいのに
続けないといけない意味は、
あるいは続けようとする意味は
何ですか？？
しんどいならば
やめれば良いだけなのでは？
「あなたのこういう言動が
私には不快に感じます」
とアサーティブに
伝えれば良いのでは？
と言っても
簡単ではないでしょうね。
「それが出来ないから
相談しているんです！」
と言われるでしょうね。
簡単に突き放せない
事情なり、関係性が
あるからこその
ご相談なのでしょうしね。
でも残念ながら
今のあなたの心持ちだと
うまく関係性を
作ることは難しいだろうと
私は思います。
なぜならば、
そもそも相手に対して
“面倒くさい人”との
レッテルを貼っているから。
いや、正確に言うと
そう私には思えるから。
相手のことを
否定的に捉えている以上、
心理学で言うところの
プラスのストロークよりも
マイナスのストロークの方が
無意識レベルで
多くなると思います。
それは
非言語の部分も含みます。
あくまで
相手を変えることは
出来ない前提であれば
変えられるのは
こちらの前提のみです。
自分の前提を変えれば
相手との関わり方が変わり
関係性が変わり
結果的に相手が変わったように
見える（思える）というのは
事実としてあると思っています。
特に相手との関係性を
切れないのであれば
それしか方法はないと
思います。
人はその人が持つ資質によらず
その人なりの
面倒くさいところが
あるのと同じだけ
素晴らしい面があるはずです。
無理矢理
そう思えということではなく
これは単なる事実です。
そして
ストレングスファインダー®
というツールを活用する意味も
そこにあります。
一度その人の
素晴らしいところにも
目を向けてみては
いかがでしょうか？
それでも
見えてこないのであれば
距離を置くしかないのでは？？
あるいは、
承認アピールがうざいならば
スルーしてみては？
それが出来ないのであれば
それはもはやあなたの問題です。
なぜそれが出来ないのか
自分に問いかけてみてください。
とにかく
何が言いたいかと言えば
相手が変わらない
前提である以上、
あなたの選択肢は、
自分の前提と
関わりを変える以外に
選択肢はないということです。
あくまで相手との
関係性を改善したいとの
意思があるのであれば…です。
そして、
これって単なる事実なのです。
直接のご質問の回答には
なっていないと思いますし
なかなか受け入れられないことを
書いているかもしれませんが
もしそうだとしたら
ごめんなさい。
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ここから先は、余談であり
単なる感想です。
どこでどういう解釈により
そうなってしまったのかは
わかりませんし、
この方なりの理由は
当然あるのだと思いますが、
この方の文章から
自我持ち＝面倒くさい人
の図式を感じてしまうことが
ストレングスコーチとして
そして「自我」を上位に持つ
一人の人間として
とても、とても残念に
思います。
逆に言えば、
「それぞれの資質の
素晴らしいところを
もっともっと
自ら伝えていかないと
いけないなぁ」
とも、同時に思いました。
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ご質問をお待ちしております！
このメルマガ上で
お答えしていきたいと
思います。
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よろしくお願いします！！
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