前回の続きです。
(バックナンバーは
こちら から)
ある日、
自分のチームに
異動で
部下が増えることに
なりました。
その当時、
正直に言うと
その人のことを
あまり
評価していませんでした。
もっとはっきり言うと
「なんだこいつ」
くらいに思っていました。
何というか
常に周囲に
文句ばっかり
言っているように
感じられていたからです。
だから
最初その異動のことを
聞いた時の内心の反応は
「えぇ~(^_^;)」
でした。
そして
いざその人が
異動してきた時
まずは面談をしました。
以前の海外での
痛い思いでがありますから
当然ながら
最初の面談は
慎重になります。
そしてその当時
コーチングを学んで
日々意識していた
相手の話しを
口を挟まず最後まで
聴くという
練習の場でもありました。
そして実際
面談を初めてからの
最初の方は
我慢の連続でした。
なぜならば
案の定(?)
その人の
口から出てくるのは
会社や仕事に対する
愚痴や不満ばかり。
「もう、
そんな話しはいいから(-_-#)」
と思いつつも、
「我慢、我慢…」
と唱えながら
話しを聴き続けました。
すると、
ひとしきり不平不満を
話し終わった
その人の口から
「だから自分は
こうしたいのだ」
と、建設的な意見が
出始めたのです。
これは自分にとっては
とっても意外なことで
その人に対する評価を
一変させる
出来事になりました。
「そういう意見が
あるなら
最初から言えよ…」
と、ちょっぴり
思いましたが(笑)、
それでも自分にとっては
自分の認識を変える
気づきのある
大きな出来事でした。
ある意味
聴ききったからこそ
引き出せた
前向きな
意見だったのだろうと
思います。
そして、裏返せば
いかに自分自身が
表面的にしか
見ていなかったかと
いうことでもあります。
いずれにしろ、
その日を境に
その人を見る自分の目が
明らかに変わりました。
理屈っぽくって
頑固者ではあるけれど
きちんと説明して
理解してもらえば
ちゃんと動いてくれる。
自分の目から見た
その人が
そんな風に変わったのです。
頑固者って
自分がそうなのに
人って自分のことは
棚に上げるものだよなぁと
振り返って思います(笑)。
そこから先、
さらに人の話しを
きちんと聴くという
意識が増したのは
言うまでもありません。
そして、
自分とは違う価値観を
持つ人の話しを
聴く際のコツは
相手の価値観を
否定することなく
「そうなんだぁ」
と受け止めることです。
「あなたは
そう思うのですね。
(私はそう思わないけど…)」
というのを
そっと自分の心の中で
つぶやくのです。
相手に同意する
必要はないけれど
相手の意見を
尊重する。
これが
出来るようになったことで
自分の傾聴力は
格段に進歩したと
人の話しを聴けない
典型だった私が
ちゃんと聴けるように
なるのだから
人の話しを聴くのが
苦手だという皆さんも
安心して練習を
続けてくださいね。
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ここで書いていることは
繊細な内容なので
皆さんの心の内にだけ
留めておいてください。
その前提で
自分のダメっぷりを
赤裸々に書いていきます。
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五十肩で
ようやく病院に
行ってきました。
以前左肩で
だいぶ長くお世話に
なったので
顔なじみの方も
多い病院です。
来週からの
リハビリの予約の際も
「説明は要りませんね!」と。
あぁ、
また長く通うことに
なりそうだなぁ。