前回の続きです。
(バックナンバーは
こちら から)
コーチングで
学んだことを
実践していくことの
効果を実感した私は
そこから先も
実践することに
注力していきました。
何をどうやったのか
順番までは
覚えていませんが
自分のチャレンジで
自分にとって
意味の大きかったものを
書いていきます。
一つは、
ネガティブ
フィードバックを
受け取るということ。
「自我」という資質を
上位に持つ自分にとり
ネガティブな
受けるのは
ちょー苦手です。
その当時
ストレングス
ファインダーを
知っていた
わけではないので
「自我」があるから...と
思っていたわけでは
ありませんが
自分を
否定されることへの
過度の恐れがあるのは
自覚していました。
ま、未だに
そういうところは
明確に
ありますけどね。
で、いずれにしても
受け取ることは
大事だと理解したので
そこに取り組むことに
した訳なのですが
そうは言っても
面と向かって
受ける勇気も
ないわけです。
それに
その当時の私だと
部下からの
本当の意味での
信頼を得ていなかったと
思うので
「何か
言いたいことはない?」
と訊いたところで
まともには
返ってこなかった
だろうなぁと
思います。
では
どうやったかと言うと
社内の共有サーバーに
一つのファイルを置き
気になったことが
あったら
無記名で
記入してもらうように
しました。
安易な
やり方ではありますが
やらないよりは
マシということで...。
そしてここでも
象徴的な
出来事がありました。
これを始めてから
たまーに
書き込みが
あるくらいでしたが
書いてあったことには
真摯に対応しました。
毎回ファイルを
開くたびに
ドキドキおびえて
いましたが...。
未だに
その時の感覚は
クリアに残っています。
そしてある日
ファイルを開いたところ
そこには
一瞬で血の気が
引いてしまうようなことが
書いてありました。
最後の一文は、
「あーいうのは
見苦しいです」
で結ばれていました。
もう何とも言えない
感情が湧いてきて
心臓はドキドキするし
いたたまれない
気持ちにも
なりました。
無記名とは言え
内容と書き方で
はっきり言って
誰が書いたかは
わかってしまう
ものですが
ここでも
その人のことを
責める気持ちには
なりませんでした。
そもそも自分で
「書いてくれ」
って
言ってるわけだし(笑)。
もう一つの理由は
書かれていたことに
100%思い当たること
だったからです。
それは、
その前日だったと
チーム内の会議での
ことでした。
さすがに
内容は忘れましたが
ある部下の報告に対し
しつこく
説教まがいのことを
してしまったのです。
ここも「責任感」的な
ところなのですが
自分の正しさを
証明したくなると
自分で
「良くないなぁ」
と思っていても
暴走を止められない
のです。
その時も
自分のそういう
悪いクセが
出てしまいました。
それをそのまま
指摘された訳で
赤面の至りでした。
そこで
次にとった行動は
その次の会議の場で
チーム員全員に対し
自分の過ちを認め
謝ることでした。
「責任感」「自我」の
私にとって
自分の非を認めて
謝るというのは
当たり前のことでは
ありつつも
むちゃくちゃ
ハードルの
高いことでした。
でもここで
それをきちんと
やらないと
何のために
受けることにしたのか
わからないですね。
なのでそこは
勇気を振り絞って
率直に
謝りました。
今振り返ると
この一件が
あったからこそ
部下との関係性が
フラットに
築けるように
なったのだと思います。
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ここで書いていることは
繊細な内容なので
皆さんの心の内にだけ
留めておいてください。
その前提で
自分のダメっぷりを
赤裸々に書いていきます。
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今日は朝一で
コーチングでした。
クライアントさんの
話す言葉の端々から
なんかいい感じに
なってきているのが
伝わってきて
じんわりとした
温かな気持ちに
なれました。
今日の
セッションでは
細かいことは
書けないけど
その人が本来の自分に
戻りつつあるんだと
いうことを感じられて
こちらとしても
気づきの多い
時間となりました。
自分でも
気づいていない
本来の自分って
いるものなんだなぁと。
こういう
発見があるのも
コーチングの
醍醐味ですね。