私はあなたの下請けではない!

 

前回の続きです。

 

(バックナンバーは

こちら から)

 

 

翌日、

出社してすぐに

メールをチェックしていて

彼からの返信を読み

私は固まってしまいました。

 

 

彼からの返信には、

こう書いてありました。

 

 

「私はあなたの

下請けではありません」

 

 

しかも英語で。

 

 

現地人との

やり取りでしたので

現地人もCCに入れての

英語での依頼でした。

 

 

でも、

私に対する返信が

英語である必要は

ありませんし

普段絶対に使わないような

下請けという言葉も

きっと辞書を引いて

調べたに違いありません。

 

 

ある意味そうさせるほど

私に対する苛立ちと

敵意があったと

いうことなのでしょう。

 

 

そもそも、

振り返れば

顔を突き合せて

話しができる

距離にいながら

メールで返ってくる時点で

拒絶感が読み取れます。

 

 

私はそのメールを読んで

速攻彼の方に振り返り、

 

「そういう積もりは

なかったのだけれど

気を悪くしたのであれば

申し訳ない」

 

と謝りました。

 

 

その頃には、

こちらから仕事のことで

話しかけることはあっても

一切彼からの

コミュニケーションは

ありませんでした。

 

 

さらに決定的な事件は

この後起こりました。

 

 

私がグループ内の

会議を招集し

会議を始めようとしても

事務所にいたはずの

彼だけが来ません。

 

 

そこで私は

現地人の部下に対し

 

「悪いけど、

彼を呼んで来てくれる?」

 

とお願いしました。

 

 

そして、

言付かった彼は

とてもばつの悪そうな顔で

戻ってきて

こう言いました。

 

 

「『知識さんの

招集する会議には参加しない』

と言っています」

 

と。

 

 

ここまで書いて、

 

「なんて奴だ!」

 

と思われた方も

多いと思います。

 

 

しかしながら

彼の名誉のために

言っておくと

ここで

詳しくは書けませんが

彼が日本にいる間に

そうなっても仕方ない

環境にいたのです。

 

 

そういうのを

知っていながらも

まだ人というものを

よく理解していなかった私は

前回書いたように

 

「日本人なら誰でもいい」

 

と思っていた訳で

ある意味

その傲慢さが招いた

必然としての

結果だったのだと思います。

 

 

思えば、

彼との最初の面談での

私のこれまた

傲慢な発言が

その後の大きなボタンの

掛け違いを

引き起こす

きっかけだったのだと

思います。

 

 

自分でもその当時を

振り返りながら

不思議に思うのは

その当時の私であれば

尚のこと

彼に腹を立て、彼を

責め立てていても

不思議ではないのに

不思議とその気持ちが

湧いてこなかったと

いうこと。

 

 

何となく感じていたのは

この状況を

引き寄せたのは、

自分であり、

自分に原因があると

いうこと。

 

 

とは言え

その当時は

どうすれば…という答えは

いくら考えても

出てこなかったのですが…。

 

 

-----------

 

 

このあたりの話しになると

繊細な内容なので

皆さんの心の内にだけ

留めておいてください。

 

 

その前提で

自分のダメっぷりを

赤裸々に書いていきます。

 

 

 



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自分のトリセツを作りませんか?
 
編集後記

昨日は、

初心者のための

動画編集セミナーの

講師を務めました。

 

 

正直言うと

動画編集なんて

あまりやったことは

ありません。

 

 

でも、

 

「こういうの出来ますか?」

 

と、問われると

 

「あー、

出来ると思いますよ」

 

と答えてしまう

自分がいます。

 

 

で、

結局やっちゃう訳です。

 

 

今回も、

「収集心」「学習欲」で

動画編集について

様々情報を集め、

自ら学びました。

 

 

そしてここは

「調和性」かなぁ…、

あと「自我」もあるのかな…、

参加者の方のことを

想像して

例えばスマホにしても

iPhone、アンドロイド

様々だろうし

そもそも編集用の動画も

準備してないかもしれない等

配慮して準備をしました。

 

 

そして、

「分析思考」的に

何をどういう順番で

伝えていけば

わかりやすく伝わるかを

考えてお伝えしました。

 

 

そしてもちろん

その場での臨機応変さは

「アレンジ」「適応性」が

引き受けてくれます。

 

 

つまり、私の場合は、

自分の資質を

うまく活用していけば

何を伝えるのかの

コンテンツは

関係ないのですよね。

 

 

そして大事なのは、

そう考えられることで

自分の幅が

広がるということ。

 

 

安請け合いの

良し悪しはあるけれど

取り敢えず

チャレンジしてみることで

自分の強みに

気づけるということも

あるんじゃないかな。

 

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