先日は、
「未来志向」上位の方に
資質のプロファイリングを
提供しました。
詳細は語れませんが
その方は
今やっていることを
続けるべきかどうかで
悩んでいる様子でした。
もちろん
私がそれに対して
「こうした方が良い」
とかのアドバイスを
することはありません。
ただ、
その方の資質に照らし
どういう順番で
考えていくと
自分なりの判断、決断が
下しやすいかを
アドバイスしていきます。
例えば
「未来志向」上位の人は
単純に言えば
今が自分の描く未来へと
つながっているのかどうかが
一つの判断基準と
なり得ます。
言い方を変えれば
未来のビジョンを
できる限り具体的に描き
そして今に戻って
今を見たときに
その今の延長上に
自分が描いている未来が
見えているかを
考えてみるということです。
そして単純に言えば
もし、今と未来が
つながらないならば
変えられるのであれば
今の何かを変えた方が
良いと思います。
先日の
クライアントさんの場合は
今を変えられない
いろいろなしがらみがあり
それもあって
迷っている状態でした。
自分の資質ゆえの
思考の特徴を知らないまま
そのような状態にあると
何となく
「こういう未来にしたいなぁ」
というのがありつつも
「でもなぁ」が出てきて
それでもやっぱり
「こうしたい」
というのが出てきて再び
「でもなぁ」
が出てくるということを
延々と繰り返してしまいます。
まさに今回の
クライアントさんに
起こっていたことが
それでした。
こういうときコーチは
こういう質問を投げかけます。
「もし一切の制約が
なかったら
どんな未来にしたいですか?」
と。
この質問の意図するところは
未来を思い浮かべる際に
一旦現在を切り離すという
意味でもあります。
現状のしがらみを
一旦脇に置いて
純粋に自分が実現したい
未来を描いてみる。
そうすることで
自分にウソをつかず
自分が本当にやりたいことが
見えてきます。
その上で現在に戻ると
もはややるべきことは
明確になります。
そして現在のしがらみは
解決すべき、乗り越えるべき
具体的な課題となります。
こんな風に
その人の上位資質から
複雑に入り組んだ
思考を整理してあげることも
ストレングスコーチングの
役割でもあると思います。
もし思考があちこちに
行きつ戻りつして
答えが出ないときは
自分の資質がその中で
どんなふうに働いているのかを
見ていき、
思考を整理してみることを
お勧めします。
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昨日の記事には
早速質問いただいた方から
お返事を頂きました。
特に後半部分は
大分ピントがずれていた
ようですが
多少お役には立てたようです。
そして
ピントがずれていった部分って
振り返るとだいぶ
自分自身が
投影されているなぁと
思いました。
かなり
気をつけているつもりでも
難しいですねー。
ま、だからこその
無意識の思考ではありますが。
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ストレングスファインダーの活かし方
の動画配信をスタートしました。
第3回は、34資質の順位の読み方
について。
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