そのままの自分でいいの?

今日は
頂いたご質問に
回答します。


私の回答が
絶対的に正しい
訳ではないので
あくまで
私の考え方として
お伝えします。


内容としては
上位に
「調和性」「適応性」を
持つ方で
自分が避けてしまっている
二つのタイプの方を
具体的に挙げて
いただいています。


質問文のほとんどは
割愛しますが
最後の問いの部分だけ
掲載します。

----------------------------

調和性が上位なのに、
自分の中でのルールと
違うお二方と、
表面上は
うまくやろうとは
思いますが、
どうでもいい、
面倒だと思う
自分がいます。

このお二方と
自分との解釈というか、
そのような事を
教えていただけると
有り難いです。

そして、
自分が苦手だから
克服したいと
思わなければ、
そのままの自分で
居ても
いいんでしょうか?

----------------------------


まず順番に行くと、

「調和性」が上位なのに
どうでもいい、面倒だと
思ってしまう

ではなく、

「調和性」が上位“だから”
どうでもいい、面倒だと
思ってしまう

なのだと思います。


私の中では
「調和性」って
対人関係においては
とても面倒くさがりだと
思っています。


そうでない方は
あくまで私の感覚なので
スルーしてくださいね。


なぜ対人関係で
面倒くさがりかと言えば
「調和性」の場合は
どんな人とでも
合意するというのが
当たり前としてあります。


合意を取りながら
物事を進めるというのが
もっとも着実な方法だと
思っているからです。


だから、基本的には
どんな人であっても
少々こちらが折れても
合意を取ろうとします。


しかしながら
ここは他の資質も
関連してくると
思いますが
そもそもの価値観が
相容れない人も
当然います。


そういう人と
本当の意味で合意するのは
大変骨の折れることだし
場合によっては
どこまで行っても
折り合わないことだって
ありますね。


だから
そういう人たちに対し、

「もうどうでもいいや。
面倒くさい!」

と思うのも
ある意味当たり前です。


まず、
このメカニズムを
理解しましょう。


そして、
自分と価値観が
折り合わない人が
いるとして
それは何が
そうさせているのかと
言えば
SF的には
やはり上位資質の
違いだと思います。


ここはこれまで
繰り返し
書いてきたことですが
それぞれが上位に持つ
資質の特徴は
それぞれに持つ価値観が
端的に表に現れたものと
言うこともできます。


だから、

上位資質の違い
=価値観の違い

とも言えて
その違いにより
折り合いが
つけやすい人と
そうでない人が
出てくるのも当然です。


「調和性」上位の場合は
折り合いをつけたい
からこそ
折り合いがつかない人と
どう接して良いか
わからないという
ジレンマが生じやすい
と思います。


ここは最初に
書いたところですね。


>そして、
>自分が苦手だから
>克服したいと
>思わなければ、
>そのままの自分で居ても
>いいんでしょうか?


そもそもこれって
他人に許可を仰ぐような
ことではないと思います。


あたなが
どうしたいのか?

という
問題だと思います。


私がこの手の質問を
受けたとき
よくする質問が

「今何か困ってますか?」

というものです。


その苦手な人を
克服しなくとも
その人との関係性を
見直さなくとも
困っていないのであれば
そこにわざわざ
問題を作り出す必要は
ないと思うのです。


特段困ってもいないのに

(「適応性」と相まって
仕事上必要ならば
“それなりに”対応できている
はずです)

「折り合いをつけなければ…」

になっているとすれば
そこに何があるかです。


もし

「調和性」なのに…

で引っかかって
いるのであれば

「調和性」だからこそ…

と思えるだけで
解決するのかも
しれません。


人によっては
(上位資質によっては)
自分と折り合いが
つかない人とは
「そういうものだ」
ときっぱり諦めの
つく人もいます。


すべての人と
折り合いを
つけていかないと
いけないと
思い込んでいると
それって
できっこないので
しんどいだけです。


すべての人と
折り合いを
つけることなど
不可能であるとの
事実を前提として
自分がどうしたいかを
考えてみてください。


その上で
やはりそういう人たちと
折り合いを
つけたいのであれば
それは“それなりに”
方法はあると思います。


昨日書いた記事も
その一つの方法ですし、
ひょっとしたら
今まで苦手だった人が
むしろ
自分にはないものを持つ
素敵な人に
化ける可能性だって
あります。


でも、
そこに行くためには

「折り合いをつけねば…」

との思い込みを
持ったままでは
難しいと思います。


「折り合いが
つけられれば
それでいいし、
そうでなければ
それはそれで仕方ない」

くらいの感覚で
向き合って初めて
折り合いがつくのだと
思っています。


ややこしいですよね?


もうあまり
詳しくは書きませんが
自分を縛りつけている
思考が
強固であればあるほど
自分と違う価値観を
持つ人を受け入れる
許容範囲が狭くなります。


だから自分が
「こうあるべき」と
思っているものと
向き合い
それを緩めていくと
自分から見えている
世界が変わっていき
結果的に今自分が
苦手にしている人の
見え方も
変わるということです。


すべては
自分の思考のフィルタを
通して見ている訳なので。

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人との関係性を改善したいと思うのであれば、無理矢理にでも

「この人の良さって何だろう?」

「自分に見えていない素晴らしいところって何だろう?」

と、その人なりの素晴らしさがきっとあると思い込んで接してみることが必要だと思います。
編集後記


今日は
質問に答えてみました。


こういうときは
すごく時間が掛かります。


それは、
自分の「責任感」が

「きちんと答えを
導きたい」

となってしまうから。


どこまでいっても
推測の域を出ないのに
そこに正解を
求めてしまうので
苦しくなります。


こういうところも
自分の課題なのです。


日常の中で
こんなふうに
いろんな課題と
向き合わせて
もらっています。





株式会社ハート・ラボ・ジャパン

代表取締役 知識 茂雄



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