資質の成熟した使い方


昨日は、
ストレングスコーチの
オンライン
トレーニングでした。


その中で
起こったことに対し
ずーっと考え続けていて
ようやく答えが
見えてきたので
今日は
それを書いてみます。


昨日は、
資質の組み合わせの
プロファイリングの
トレーニングも
ありました。


その中で
「適応性」「調和性」
「責任感」と
まさに
私が上位に持つ資質の
組み合わせも
扱われました。


そこで当然
私がいじられる訳です(笑)。


で、その中で
上記組み合わせを持つ人の
特徴として

“決めてもらった方が
動きやすい”

というのが出てきました。


で、それに対し
ある方がチャットで

「それはマネジャーとして
マチュアとは
言えないのでは?」

とコメントされました。


マチュアとは
成熟している状態を
指します。


すなわち、

「資質の使い方としては
未成熟な状態なのでは?」

という指摘ですね。


その指摘に対し私は
何とも言えない違和感を
感じました。


あ、
予め言っておきますが
上記指摘の真の意図は
わかりません。


なので、
ここから先は
上記指摘への反論という
意味ではなく
自分に起こったことを
整理しつつ
自分なりに考える
資質使いが成熟している
状態について
書いていきます。


まず最初に
上記指摘を受けて
正直むっとしました(笑)。


それは、

「ただ特徴的には
そうだと
言ってるだけなのに…」

と反論したくなった
ところで
単に「責任感」「自我」
あたりが
反応しただけで
そこが本質では
ありません。


ここでの本質は、
資質使いが
成熟した状態とは
どんな状態なのかと
いうことです。


私が上記指摘に
違和感を感じたのは
その資質の組み合わせの
特徴そのものを
「成熟していない」
という一言で
片付けられたように
感じてしまったからです。


繰り返し
言っときますが
指摘した方の
真意はここでは
わかりませんので
“私が”そう感じたと
いうことです。


“決めてもらった方が
やりやすい”

という特徴に対し

「未成熟だ!」

と片付けられてしまうと

「ではどうすれば?」

になってしまうと
いうことです。


もちろん、たしかに
マネジャーとして
見るならば
常に周りに決めてもらう
なんてことは
あり得ないですね。


だからここで

「自分は
こんな資質なんで
決められません!」

というのは
単なる言い訳であり
それこそ
未成熟だと思います。


一方で、特徴としての

“決めてもらった方が
やりやすい”

そのものを
未成熟と指摘されるのは
違うと思うのです。


わかりづらいですよね?


要は何が言いたいかというと
その単なる特徴を
未成熟と
表現されるのであれば
成熟した状態は
その反対をやりなさいと
いうことに
なってしまいます。


すなわち、ここでは
常に自分で決めることが
成熟した状態であるという
解釈にも
つながりかねません。


でもそれって
上位資質ゆえの弱みを
克服しろと言われているに
等しいのです。


極端な言い方で
言い換えると
自分の弱みを消せと
言われているに
等しいと思うのです。


で、私は絶対に
その考え方をしないし
言わないのですが
それは何故か?


強みと弱みは
表裏一体のものであり
裏側の弱みを
無くしてしまうと
いうことは
その反対側の強みすら
無くしてしまうと
いうことを
意味すると
思っているからです。


だから私は、
弱みは
克服するものではなく
対処するものであると
言っているのです。


ここでの対処とは
自分の良くない傾向を
自覚しつつ
その傾向が悪い結果を
もたらさないように
振る舞っていくことを
指しています。


ということで
私の考える
資質使いが
成熟している状態とは
次のようなことを
指します。


自分の上位資質ゆえの
特徴、すなわち
強み、弱みを理解し
十分自覚していること。


ここぞというときに
自分の強みを意識的に
存分に発揮できること。


自分の
特徴ゆえの傾向が
良い結果を
もたらさない状況では
その状況に陥らないよう
対処できること。


そして
ここも大事だと
思っているのですが
上記に対し
“完璧を求め過ぎない”
ということです。


人間は
機械ではないので
常に完璧に
振る舞うことなど
できっこありません。


だからこそ
完璧でない自分を
受け入れておく必要が
あると思うのです。


そしてそれが
どこに
つながるかと言えば
完璧ではない他者をも
受け入れられると
いうことです。


うん、
そこがやっぱり
一番大きな違和感を感じた
部分かなぁ。


何だか
ただただ
否定されたように
感じて
しまったんですよね。


自分から見たら
否定したくなる
相手の特徴も
別の角度から見たら
その人なりの
強みになります。


そこに光を当てつつ
その裏側の陰の部分を
どう扱うかが大事だし
ストレングスコーチとして
肝に銘じておきたい
ところです。


最後にまたしつこく
繰り返しておきますが
(調和性が言わせる)
指摘された方の意図が
そこにあったと
言いたい訳ではなく
あくまで
自分に起こったことを
辿りながら
自分の思う
“成熟さ”とは何かについて
書きました。


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掘り下げていくと行き着くのは「自分なんて…」という自己卑下する気持ち

そして、高い成果を出せる自分でないと存在を受け入れてもらえないとの思い込み

結局は自己肯定感の低さに起因するんですよね。
編集後記


昨日のトレーニングは
通常であれば
東京で集合形式で
行われているものです。


今回は当然オンライン。


皆さんの声を聞くと
オンラインの方が良いと
言われる方が多数で
正直びっくりしました。


私自身も
地方の人間なので
オンライン開催は
もちろんありがたい面も
ありますし
特に主催側に回ると
その良い面を
享受してもいます。


だけれども
自分自身は圧倒的に
集合形式を
求めているのです。


なんでかなぁ…。


そろそろ
「アレンジ」「適応性」が
飽きてきたのか…。


いや、ただ単に
「自我」が
寂しがってるのかなぁ。




株式会社ハート・ラボ・ジャパン

代表取締役 知識 茂雄



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