「回復志向」の
本来のあるべき状態に
戻したいというのは
一つの改善の方向性です。
改善という意味で
「回復志向」と
よく対比して語られるのは
「最上志向」です。
以前「最上志向」の回で
書いたように
「最上志向」の改善方向は
今すでに出来ているものを
さらに良くする方向です。
すなわち、
「回復志向」に関しては
本来のあるべき姿
という
ゴールがあるのに対し
「最上志向」には
ゴールがありません。
ゴールがないというと
語弊があるかも
しれないので
より正確に言うと
例えゴールを
設定したとしても
そのゴールを
達成したところで
達成感はなく
再びゴールが
逃げていく感じだと
思います。
一方「回復志向」は
壊れたものであれば
“直る”だし
健康を損ねている
人であれば
“治る”だし
問題があれば
“解決、解消する”
となり
明確なゴールがあります。
その意味で
「回復志向」の人は
その対象が何であれ
いったんあるべき姿に
戻ってしまえば
その対象に対しての
興味を失うという
特徴があります。
これも例によって
いい悪いでは
ないのです。
ただ思考的に
そういう特徴が
出やすいということ。
自分が関わった
モノ、ヒトが
一旦元に戻ってしまえば
その対象から
意識は離れて
また次の対象を
探す感じになると
思います。
ただ唯一
対象が自分であれ
他人であれ
人そのものになると
話しは違ってくると
思います。
なぜならば
人そのものには
完成形などないから。
だから
「回復志向」の人は
自分に欠けているものを
満たそうとして
努力を続けると
思います。
本来あるべき姿
=理想の姿に
近づけようとする
感覚でしょうか?
一方「最上志向」は
自分の
出来ているところを
さらに良くするために
努力を続けます。
従い、一見すると
「回復志向」上位の人も
「最上志向」上位の人も
同じように
自分をより良い方向に
持っていこうと
努力する人に
見えると思います。
そしてそれは
ある意味正しい。
だけれども、
根本の動機付けは
異なるわけです。
ここを
理解しておくことが
大事だなぁと
思うのです。
「回復志向」にしろ
「最上志向」にしろ
より良くなる自分を
求め過ぎてしまうと
苦しくなるのは同じです。
もちろん、
より本来のあるべき姿に
近づいていく自分を
見ることを
楽しめているのであれば
何も考える必要は
ありません。
それでも
もし、自分は
求めすぎているなぁ
と思うのであれば
この世の中に
完璧な人などいない
というシンプルかつ
単純な事実を
思い出すと
良いと思います。
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