昨日の熊本城マラソン、
ボロボロになりながらも
何とか完走しました。
実は今回、
12月と1月の走行距離が10km未満、
2月に至ってはゼロという
圧倒的な練習不足で挑んだのですが、
間違いなくこれまでで最も
過酷な一日となりました。
極限状態に追い込まれると、
気持ちの揺れが
大きくなるものですね。
沿道のたくさんの声援に包まれて
温かい気持ちになる一方で、
後半は一歩前に進むのが精一杯で、
応援に応える余裕すら
なくなっていく自分がいました。
そんな中、
大きな転機となったのは、
後半でたまたま知り合いの方が
後ろから追いついてきてくれたこと
でした。
その時の私はすでに限界で、
完走できるかどうかも
非常に微妙な状況。
「このまま一緒に頑張るのか」
それとも
「先に行ってもらって、
ダメならリタイアも仕方ないとするのか」
二つの気持ちが激しく交錯していました。
そんな私の背中を
最後に押してくれたのは、
やはり自分の資質だったと
感じています。
まずは「責任感」です。
いつもなら
「自分がリードして引っ張らなければ」
となるところですが、
今回は素直に
「リードしてもらうこと」を選びました。
ただ、リードしてもらう以上、
それに応えなければならないのが
「責任感」という資質です。
歩き通せば制限時間ギリギリ。
少しでも走れば余裕ができる。
頭ではわかっていても、
自分から「ここは走ろう」と
言い出す余力は残っていません。
それでも、彼女が要所要所で
「ここは走りましょう」と導いてくれる
その期待に、何としても応えたい。
その思いが、
止まりそうな足を必死に動かす
原動力となり、
一度も関門に掛からず
完走できました。
そして、
もう一押ししてくれたのは
「自我」かな。
今回は、
途中リタイアでも仕方ないと思いつつ、
やっぱり完走して認められたい
という思いがいい意味で
力になったと思います。
マラソンは
よく人生の縮図のように
語られますが、
ホントそうだなと思います。
自分の力も必要だけれど、
それだけではない。
人とのつながりで応援され、
背中を押されて、
自分の人生を生きていける。
そういうことを実感した旅でした。