「プラダを着た悪魔2」を
観てきました。
前作を観ていなかったので、
予習がてら、
まず一作目を観てから
劇場に行きました。
その一作目で印象に残ったのが、
メリル・ストリープが
すっぴんで演技しているシーン
でした。
このシリーズでは、
メリル・ストリープ演じるミランダが、
悪魔のような存在として
描かれています。
完璧で、隙がない人物として。
でも、そのシーンで
見せていたのは、
人間味のある弱さでした。
詳しいことを書くと
ネタバレになるので避けますが、
それまでミランダから
人間扱いされていなかった
アン・ハサウェイ演じるアンディが、
彼女に心を寄せる瞬間だったのでは
ないかと思います。
人って、なんだかんだ言って、
完璧に見えたり、
完璧を演じていたりする人には
惹かれないものです。
素晴らしいところがありつつも、
ダメなところや弱いところを
見せてくれる人に惹かれる。
完璧な人を前にすると、
立派だと思いつつも、
どこか距離を感じます。
でも、
その人がふと弱さを見せた瞬間に、
距離が一気に縮まります。
「ああ、この人も同じなんだ」と。
映画の中で
アンディがミランダに心を寄せたのも、
そういう瞬間だったのだと
思います。
かくいう私も、
以前はちゃんとしている自分しか
見せようとしていなかったな、
と振り返って思います。
ちゃんとした人として
見られたかったのです。
だから、
自分のダメなところや弱いところは、
隠していました。
でも、それでは、
周りの人との距離はなかなか
縮まりません。
ダメなところもある、
弱いところもある。
そういう自分も含めて、
素直に見せられる方が、
結局は人とつながれるのだと
一作目のあのシーンが、
そのことを教えてくれました。
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