先日、
コーチングスクールの
トレーニングがありました。
テーマは、
フィードバックです。
フィードバックというのは、
相手が目指している状態と、
今の状態とのあいだにあるギャップを
伝えること。
コーチが、
相手を映す鏡のような役割をすること
でもあります。
これは、
スキルも大事ですが、
それ以上に、
伝える側のあり方が出ます。
フィードバックは、
ときに相手にとって痛みを伴います。
相手にとって
できていない点を伝えることに
なることもあるので。
そういうとき、
「良い人だと思われたい」という
気持ちがあると、
良いことだけを言いたくなる。
嫌われたくない、対立したくない。
その感覚が、
見たこと感じたことを伝えるのに、
ブレーキをかけます。
逆もあります。
優位に立ちたい気持ちが強いと、
必要以上に批判的になる。
正直に書くと、
私はもともと、批判するほうでした。
人に何か伝えるとき、
ずっと批判ばかりしていた時期が
あります。
特にマネジャーに成りたてのころ。
部下の良いところは、
とってつけたように少し触れるだけ。
あとは、ここがだめ、
あれが足りない、と。
今思えば、
あれは相手のためというより、
自分のためでした。
自分のほうが分かっている、
と思いたかった。
優位に立ちたかったんですね。
コーチングや指導の場だけの
話しではないと思います。
日常の会話でも、
人に思っていることを伝えるとき、
そこに自分のあり方が出ます。
良い人だと思われたくて飲み込むのも、
優位に立ちたくて言いすぎるのも、
向き合っているようで、
気にしているのは自分のこと、
だったりします。
相手を尊重しながら、
思っていることも率直に伝える。
それは、
自分の中にしっかりした土台があって、
初めてできることなのだと
思います。