昨日、
「あなたが嫌っている人は、
あなたの先生です」という記事を
書きました。
他者の言動にイラつくのは、
自分が大切にしていることを
相手がないがしろにしたときだ、
という話です。
今日はその続きです。
イラついている最中に、
何をするか。
モヤモヤしているとき、
私たちはたいてい相手のことを
考えています。
あの人はおかしい、
常識がない、
どうしてあんなことができるのか、と。
ただ、
「あの人はおかしい」は、
相手の言動を自分が
どう受け取ったかという
解釈です。
相手がそのつもりでやったのか
どうかは、分かりません。
解釈だと分かっていれば、
「そうではないかもしれない」と
考える余地が残ります。
ところが解釈のまま持ち続けると、
相手の言動への引っかかりが、
いつの間にか
相手の人格への評価に
変わっていきます。
あの人はそういう人だ、と。
そうなると、
その人と関わること自体が
しんどくなります。
そこで、考える対象を、
相手から自分に
変えてみてください。
「自分だったら、どうしただろう」
同じ立場に自分がいたら、
何をするでしょうか。
まず何と言うでしょうか。
たとえば、
合流で前に入れてあげた車が、
お礼のハザードも出さずに
走り去ったとします。
モヤっとした人に
「自分だったら」と聞けば、
答えは決まっています。
自分なら必ず出す。
誰に教わったわけでもなく、
そうするものだと
思ってやっている。
出てきた答えが、
自分が当たり前に
やっていることです。
そして、
当たり前にやっていることが、
自分の大切にしていることです。
相手がやらなかったときに
初めて、
自分がそれを大切にしていたのだと
分かります。
分かっても、
相手は変わりません。
ハザードを出さない人は、
これからも出しません。
分かるのは、自分のことです。
自分は
こういうことに反応するのだ、
と分かります。
当たり前にやっていることは
場面が変わっても同じですから、
反応する場面も
だいたい決まっています。
一度分かると、
次に同じことが起きたときに、
「またこれか」と気づけます。
気づけば、
相手の人格への評価に変わる前に
止められます。
モヤモヤしたときは、
相手を責める言葉を探す前に、
「自分だったら、どうしただろう」と
自分に聞いてみてください。
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