Puffyの秋のホールツアーに台湾が組み込まれた関係で、9月に初めて台湾を訪れる予定なのだが、予約したホテルが改修 (renovation)期間と重なるという連絡が来て、同系列の別なところに泊まる運びとなった。
あたりまえのように英語でメールが来て、あたりまえのように英語で返信をし、事なきを得たどころか無料 upgradeという結果となったので良かったのだが、まだまだ世の中にはこうした「あたりまえ体操」に参加できるに至らない英語学習者がごまんといる。
English as an International Language (EIL)の実情としては、"Do you speak English?"などという確認作業すら行われない。それを訊かれる時点で、「日本人」という stereotypeによってナメられていると思った方が良い。
「国際社会では英語くらい話せないと…」系統の言説には、各論レベルでは物申したい部分もあるが、現状を鑑みると「便利」であることは間違いない。また、色々な意味で人生を豊かにすることにも繋がっていくだろう。こうしたことを改めて実感する機会であった。
「ペラペラ」などという空虚なイメージによる憧れで英語学習を語っている限り、EILの当たり前体操に参加できる日は永遠に訪れない。「普通に・あたりまえに」英語を使っている状態ーそこに持っていくための方法を冷静に分析し、現実的に差を埋めていく態度が求められる。