「お掃除ロボット」やら「全自動◯◯機」のような便利家電というのは確かに "便利"ではあるが、子供がお手伝いをできる余地というものが段々と少なくなっているのでは、という危惧も感じる。
例えば「油汚れを落とす」ということも scienceである。どうすれば "力いっぱいゴシゴシ"なしで出来るのか…考える機会を与えてくれるのは、やはり手作業だろう。
「操作ボタンを押すこと」しか学べない便利さは、果たして人生を本当に豊かにするものであろうか?「この洗剤を入れて、このボタンを押せば、ガンコな油汚れもすっきり落ちます!」というような製品が目の前にある場合の多い現代だからこそ、子供たちには物事の仕組みを考える習慣を意識的につけさせていきたい。