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アリス物語誕生の地 Oxfordにて、
ガリレオ研究室の生徒とすれ違…って、
いたかもしれない話

Oxford

高校生の頃からガリレオのレッスンを継続的に受講し、現在は上智大学文学部英文学科で学ばれている生徒が、SCEPと1週間ずれた日程で Oxford短期研修の Shakespeare Streamに参加され、ちょうどガリレオが Oxfordを訪れていた週末に到着していたということでした。

この度、研修に参加されてのご感想をいただいたので紹介します。

研修中の授業ではシェイクスピアを読み、解釈するだけでなく実際に声に出して演じてみる機会が多く、声に出してこそわかる言葉のつながりや音の美しさや、リズムの心地よさに改めて魅了されました。普段の大学の授業では、英語を話す際も先生はすぐにニュアンスで理解して助けてくれたり、日本人同士では日本語の単語を交えたりして、なんとなく英語を話して分かり合うことができてしまっていました。今回文化や慣習などといった背景知識を共有できず、日本語を一切知らない方たちと話す機会が多い中で、英語のみで意思疎通することの難しさを強く感じました。適切な表現と適切な単語をその場に合わせて使えるようになるまでには、まだまだ道は長いと感じられたことは大きな収穫でした。不自由さを感じると同時に、英語を通して知らない世界を知り、視野を広げることの楽しさもたくさん味わいました。将来、海外と何らかの形でかかわっていたいという気持ちも芽生えてきたので、その気持ちを大事に、もっと真剣に向き合っていきたいです。

 研修を通して出会った人たち、特に、アシスタントとしてプログラム全体をサポートしてくださった現地の大学生・大学院生たちは教養があって自信にあふれていて、それでいて温かくユーモアたっぷりの素敵な人たちでした。また、参加している学生も年齢・国籍・バックグラウンドも同じ日本の大学生でありながら様々で、個性豊かで意識が高く、学ぶことに対する姿勢に刺激を受けました。

 残りの学生生活に生かしていけるヒントをたくさんもらうことができた研修となりました。

*太字・文字の色付けはガリレオによる。

お互いの研修のスケジュールの都合もあることなので当地でお会いしたわけではないのですが、メールで「ロンドンまで行ける時間があれば、グローブ座 (Shakespeare’s Globe)はぜひ訪れると良い」とオススメすると、「研修のプログラムに組み込まれており、グローブ座で A Midsummer Night's Dreamを観劇することができました!」と報告を頂き、英国を訪れたからこその学びを深めることができたというのは、ガリレオにとっても嬉しい話でした。

ガリレオ研究室 noteでは、ガリレオの「アリスのOxford」探訪記とセットにした 3,642文字に及ぶ力作記事に組み入れて公開しました。

黄金に光り輝く夏の午後、Alice's Shopや、手漕ぎボートの上でアリスのお話が語られたまさにその場所であるアイシス川のほとりの散策の様子、さらにはシェイクスピアと英語音声学を結ぶ接点についても書いています。

シェイクスピア時代の発音を再現した Julius Caesar Act III, Scene iiの一節が聞ける音声リンクもありますので、ぜひ下のボタンから noteをご覧ください!

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