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Galileo Studies Italian
文法問題の例文にも「文脈」がある!
Venezia @ TDS

ガリレオが学習中のイタリア語のテキストに出てきた例文:
Come mai questa mattina non hanno pulito le strade?
(How come they haven't cleaned the streets this morning?)
「今朝はどうして道路が掃除されていないの?」

文法エクササイズとしては Passato prossimo (avere + 過去分詞→例文の場合は hanno pulito) がターゲットで、その部分の空欄を正しく埋められれば、教材的にはとりあえず「マル」ということになる。

しかし、こうした単純な文法問題の例文こそ、言わんとしている意図や背景となる文脈を考えていくことが、実際に使いこなすための範例として記憶に残すために重要な姿勢といえよう。

上の例文の場合、つまりは「例えば公共サービスの一環などで、普段なら道路がきれいにされているはずであるが、今朝に限ってはゴミが散乱している。」という状況が目の前にあっての発話。何だったら、(−_−;) ←こんな表情のイタリア mammaを想像しても良いかもしれない。

「たかが例文、されど例文」とでも言おうか、たとえ文法問題の一見無味乾燥な例文であろうとも、ことばである以上は「文脈」や「使用場面」から切り離して考えることはできない。

文構造や意味は理解できても、いまいち何を言わんとしているのか腑に落ちない例文は、教師に質問して「例文周辺のエピソード・話者の心模様」まで確認する一手間は、かけるだけの価値がある学習の過程である。(実際、ガリレオもこの例文に関しては Tomaso先生に質問した上で意味を把握しました。)

GSIシリーズでは、ガリレオ自身が2015年4月からSkypeレッスンで続けているイタリア語学習を通して気づいた効果的な語学学習の方法や考え方・学習姿勢などについて紹介していきます。

学習開始時から時系列に沿ってブログ or ホームページでシリーズ記事としてまとめる予定はありますが、現在進行形でシェアできる内容は先に Facebook Pageにアップしていこうと思います。

どうぞお楽しみに♪

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