特定非営利活動法人グローカルメディカルサポート NEWS & TOPICS
【GLOCAL MEDICAL SUPPORT】 NEWS & TOPICS
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【GMS】NEWS & TOPICS Vol.25 (Sep 2018)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 出生前のジカウイルス感染への暴露と 乳児の眼所見 ブラジルにおいて2015年~2016年のジカウイルスのアウトブレイク時に、出生前にジカウイルス感染の暴露があった乳児の眼所見の調査を行った。出生前感染が疑われた乳児を対象にRT-PCRにてジカウイルスの検査を行い、更に小児眼科医が2016年1月~2017年2月にかけて診察を行った。224名の乳児のうち189名がRT-PCRにてジカウイルスの検査を行った。156名から血液、尿and/or 胎盤からウイルスが検出された。224名の小児のうち90名が中枢神経に異常を呈した。眼の異常は25.4%(57名/224名)に認めた。そのうち視神経(77.2%)および網膜(64.9%)が主な異常の部位であった。中枢神経系の異常がな

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.24 (Sep 2018)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 エボラウイルスの長期の持続感染がヒト―ヒト感染を起こす可能性 2014年~2015年の南アフリカにおけるエボラウイルスのアウトブレイクは前例のない規模で、結果として28000例以上の症例が報告され、11000人以上の死者を出した。2014年3月にリベリアで最初の症例が報告されてから、急速に感染は広がり4800人以上の死亡者を出した。国際機関等のサポートの元、リベリア政府は地域の感染収束を目指し対策を行った。2015年3月、感染の生存者との性交渉を行った女性がエボラウイルスを発症し、性感染として最初の報告となった。リベリアは感染対策を進め、2015年の9月3日にはエボラウイルス感染症の収束を宣言した。ところがリベリア国内で2015年11月にエボラウイルス症例が報告さ

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.23 (Aug 2018)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 リーシュマニアに対する Ravuconazoleの効果 98の国にわたり、毎年約1200万人が内臓もしくは皮膚リーシュマニア症に罹患し、免疫不全の患者は重症となる。現在治療薬として使用されているアンホテリシンB、miltefosineは高価、毒性が強く、治療効果が低い。アゾール系抗真菌薬はエルゴステロール系の合成を抑止する効果があるが、現在使用されている薬剤の短い半減期のため抗リーシュマニア薬としての使用は限界がある。この度ブラジルの研究者が第二世代の半減期の長いravuconazoleのリーシュマニアに対するactivityについてIn vitroでの研究を行った。Ravuconazole投与後、細胞内のpromastigotesおよびamastigotesに対

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.8 (Jan 2018)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 洪水の後はレプトスピラ症に注意 2016年の8月ルイジアナの洪水の後、2例のレプトスピラ症の確定例が報告された(IgM陽性)。レプトスピラ症は人畜共通感染症で動物の尿に接触するか、尿で汚染された土壌や水で感染する。90%の患者は非特異的な発熱、嘔気、頭痛を訴えるが、結膜充血、ふくらはぎを中心とした筋肉痛、腰痛を訴える。10%が黄疸、腎不全、肺胞出血等重症となる(ワイル病)。洪水の後にレプトスピラが流行することは広く知られており、2009年のフィリピンの台風後には471名が入院、10%が死亡している。画像出典:国立感染症研究所 MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2017 Oct 27; 66:1158. Emerg Infect Di

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.7 (Jan 2018)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 謹んで新年のお悦びを申し上げます! 旧年中は弊法人の活動にご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年も一層の活動の充実を目指し、誠心誠意努力して参りますので、変わらぬご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。 妊婦の尿路感染症は細菌感染でないことが多い(ウガンダ) 検査がしっかりとできない場所では症状のみで抗菌薬を処方することが多く、多剤耐性菌の増加につながっている。ウガンダでの2562例を対象にした研究では、妊婦で尿路感染症状を訴える症例のうち培養で尿路感染を確定したのは4%のみで、96%では不必要に抗菌薬が処方されていた。またESBL、多剤耐性菌の割合も多く、容易に手に入る抗菌薬では十分に治療ができない状況であった。 #日本でも症状のみで検査もほとんどせず尿路感染に対

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.6 (Dec 2017)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 アジスロマイシン高度体制を示す淋病感染症の流行(ハワイ) 淋菌感染症は性感染症の原因菌であるが、抗菌薬の感受性の低下は治療を困難にしている。以前使用されていたペニシリン、テトラサイクリンは世界的に耐性となっている。CDCのガイドラインでは淋菌に対してセフトリアキソン250mg筋注+アジスロマイシン1g or ドキシサイクリンが推奨されている。今回ハワイでの淋菌の抗菌薬感受性の調査では、7症例中全てからアジスロマイシン高度耐性株が検出された。セフトリアキソンの感受性も世界的に低下しており、淋菌の治療はますます難しくなっていくと考えられる。 Clin Infect Dis. 2017 May 26. MMWR Surveill Summ. 2016 J

【GMS】NEWS & TOPICS Vol.5 (Dec 2017)
世界の熱帯医学、渡航医学、感染症のニュース&トピックスをピックアップしてお届けします! このGMSニュースレターは、特定非営利活動法人グローカルメディカルサポートの会員およびマヒドン大学熱帯医学短期研修にお申込みいただいた方に配信しております。 ジカウィルス感染症は妊娠周数に関わらず、胎児の中枢神経障害を起こす(ブラジル) ジカウイルス感染症による胎児奇形、中枢神経障害の機序はまだ明らかになっていない。ブラジルにおいてジカウイルスに感染した妊婦から生まれた117例の新生児の検討では、42例が明らかな中枢神経の臨床症状もしくは画像の異常を認めた。妊娠週数に関わらず(III期は少ない)胎児の中枢神経障害が発生していた。(I期55% II期52% III期29%) N Engl J Med. 2016 Dec 15;375(24):2321-2334. ジカウィルス感染時の重症度、ウィルス量は胎児への影響と関連しない(ブラジル) ブラジルでの135例のジカウイルス




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